城北公園のD51の出発式で汽笛を鳴らしていたんだ
昨日の午後、家にいると蒸気機関車の汽笛のような音が何度も聞こえてきました。
普段は聞くことのない音だし、蒸気機関車の汽笛の音にそっくりだし、なんだろうと思っていました。
音は正真正銘、蒸気機関車の汽笛でした。静岡新聞が報じていました。
以前にブログでも紹介しましたが、静岡市葵区の城北公園に静態保存され解体される予定だったD51が、栃木県真岡市の「SLキューロク館」に移設されます。
・ 城北公園に静態保存されたD51-146号
関連エントリー:城北公園のD51が真岡市に譲渡されるのか (2015.02.11)
その出発式が昨日行われたとのことです。出発式にあわせて汽笛を整備し鳴らし、その音だったんだね。
このD51は、以前は駿府城公園の中にあった児童会館の脇にあり、静岡市民なら一度は目にしている懐かしい蒸気機関車です。
さよならD51、栃木へ出発式 静岡・城北公園
静岡市葵区の城北公園での展示を終え、栃木県真岡市に移設される蒸気機関車「D51-146号」の出発式が6日、同公園で行われた。親子連れなど多くの市民が集まり、長く親しんだD51に別れを告げた。
D51は1976年に市が旧国鉄から借り受け、駿府公園(当時)に展示。2004年に城北公園に移された。
出発式では、維持管理を担った旧静岡D51保存会会長の久嶋徳次郎さん(81)=同区=が「静岡市での39年間、市民・県民に愛されてきた。廃車処分が決まった時は力不足を感じたが、D51の命を救ってくれた皆さんに感謝したい」と述べ、この日のために整備した汽笛を鳴らして門出を祝った。
囲いも開放され、子どもたちが黒光りする車体に触れたり、運転席に座ったりして別れを惜しんだ。
D51は老朽化で解体予定だった13年、市民などから保存を求める声が上がり、市は譲渡先を公募した。民間企業が引き取りを辞退するなどの曲折を経て、15年2月に真岡市への譲渡が決まった。
D51は近く、車体を分離させる作業を経て真岡市に運ばれる。真岡鉄道真岡駅前の展示施設「SLキューロク館」に移設され、11月にお披露目される予定という。
2015/09/07/静岡新聞
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