地球の従兄 ケプラー 452b 'an Earth 2.0'
ケプラー宇宙望遠鏡が、これまででもっと地球に類似した大きくて年上の「従兄」を発見したと、NASAがアナウンスしています。
それはケプラー 452b(Kepler-452b)で、はくちょう座の中にある地球から1,400光年離れた恒星 ケプラー 452の惑星です。
ケプラー 452bは、地球より60%大きく385日で公転しているとのことです。また、452bの恒星 452からの距離は、地球と太陽の距離より5%遠いけれど、452は太陽よりも20%明るいので、425bが受けるエネルギーは地球と同程度と考えられています。さらに、425は地球より15億年長い60億年前にできた恒星である事などから、425bは地球にかなり類似した惑星と推察されるそうです。
それで、ケプラー 425bを大きくて年上の地球の「従兄」と表現しているのですね。そうなると生物の存在が期待されます。
また、今後ケプラー宇宙望遠鏡がどんな地球型惑星を見つけるか楽しみです。
・ 恒星 ケプラー 425の位置 2015.07.24 23:00 静岡市葵区(ステラナビゲータ 10によるシミレーション)
参照:NASA’s Kepler Mission Discovers Bigger, Older Cousin to Earth (2015.07.23)/NASA
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