まわりには結構、個人の無線LANアクセスポイントがあるものね
近隣の住宅の無線LANルーターに不正にアクセスして逮捕者が出たと、日本経済新聞が報じています。他人の無線LANを使ういわゆる「ただ乗り」で逮捕されるのは始めてだそうです。
下の画像はiPhoneを使って、探したWiFiのアクセスポイントです。
左が帰宅途中のJR富士駅のホーム、右が自宅でのものです。
最近はWiFiでのインターネット接続が普及して、数ヶ所のアクセスポイントが見つかります。
流石にパスワードでアクセスをブロックしていますが。
・ iPhoneが受信したWiFiアクセスポイント 左:JR富士駅 右:静岡市葵区(自宅)
ただ、パスワードを設定しておいても、古い暗号化方式のWPEでは容易に解読される恐れがあるとのこと。
高度な「WPA」や「WPA2」などによる暗号化方式を使えばより安全になるので、それらに対応していない古いルーターは買い替えが必要かな。
無線LAN「ただ乗り」容疑の男逮捕 全国初の立件
近隣の住宅の無線LAN(構内情報通信網)に不正に接続したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は12日までに、松山市■■■■、■■、■■■■被告(■)=不正アクセス禁止法違反罪などで公判中=を電波法違反の疑いで再逮捕した。同課によると、藤田容疑者は「他人の無線LANに接続したわけではない」などと容疑を否認している。
無線LANはパソコンやスマートフォンなどをワイヤレスでインターネットに接続する仕組み。一般家庭の半分以上が導入するなど急速に普及する一方、他人の回線に不正接続する「ただ乗り」行為が横行。情報を盗み見られたり、犯罪に使われたりするなどの危険性が指摘されている。
警視庁によると、ただ乗り行為自体を立件するのは初めて。ルーターと呼ばれる中継機器に接続するには暗号化されたパスワードの入力が必要になることが多いが、暗号が古い方式だと、専門ソフトなどで解読されてしまう恐れがある。古い方式が使われている家庭も多く、専門家は機器の交換などの対策を急ぐよう呼びかけている。
逮捕容疑は昨年6月、自宅近くの民家の無線LANを不正に傍受し、他人のパスワードを盗んでネットに接続した疑い。
2015/06/12/日本経済新聞
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