平均寿命は国力を表すのかな
先日、WHOから'WORLD HEALTH STATISTICS 2015'が公表され、その中に194ヶ国の0歳の平均余命(いわゆる平均寿命)が掲載されています。
参照:World Health Statistics 2015 / WHO PDF 1.9MB
その表をソートして平均寿命の上位国、下位国を並べてみました。
日本の2013年の男女を総合した平均寿命は84歳で世界一の長寿国です。(男は80歳で6位、女は87歳で1位)
平均寿命の長さは、国内に紛争がないとか、栄養状態が良いとか、医療や衛生が充実しているとか、様々な要因が反映され国の総合的な力を表す指標のひとつと言われます。
そういった目で、表を見るとそれもそうだなと思います。
日本の平均寿命は、1950年は男 58歳、女 62歳だったことを思うと、戦後の日本は結構、上手くやってきたのではないか。今は自立的に生活が送れる「健康寿命」が取り沙汰されているものね。
下の表は、1990年を1として2013年はどのくらいになるのか、20年ほどの間に平均寿命がどの位伸びたか、伸び率の高い国、低い国を表した表です。
平均寿命の絶対値が低くても伸び率の大きな国は発展しているというのか、逆に絶対値が低いにもかかわらず1を割っている国は厳しい国情にあるのか、考えさせられます。
ちなみに日本は、1.06で116位。戦後急激に伸びた寿命が一段落して微増の状態です。日本は、長い寿命をいかに健康で全うするかというステージに入っているということですね。
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