有効なエボラウイルスのワクチンが開発されるかもしれない
東京大学医科学研究所の河岡義裕教授らの研究グループが、新しいエボラウイルスワクチンの開発に成功し、その有効性をサルで証明したと、東京大学がプレスリリースしています。
現在、西アフリカ諸国で流行しているエボラ出血熱は、患者数は2万4千人、うち1万人が死亡している非常に致死率の高い感染症で、現時点では有効な治療薬もワクチンも無い状態です。
今回の研究で、エボラウイルスの遺伝子を操作し、特定の細胞でしか増殖せず、さらに不活性化させたウイルスを作りだしたようです。
まだ、サルでのワクチンとしての有効性が証明された段階だけど、ヒトのエボラワクチンとして実用化されれば光明ですね。
河岡さんは、インフルエンザウイルス研究の第一人者ですが、エボラウイルスの研究でも成果をあげていると初めて知りました。
関連エントリー
・ インフルエンザ危機/河岡義裕 (2006.02.03)
・ インフルエンザ パンデミック/河岡義裕,堀本研子 (2009.11.12)
新しいエボラワクチンの開発に成功 〜ワクチンの有効性をサルで証明〜 (PDF 1.4MB)
3. 発表概要:
東京大学医科学研究所の河岡義裕教授らの研究グループは、新しいエボラウイルスワクチンを開発し、霊長類において、本ワクチンが有効であることを示しました。
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本研究グループは、安全性の高いエボラワクチンを開発するため、エボラウイルスの遺伝子の一部を欠損した変異エボラウイルスを作製しました。この変異ウイルスは、特定の細胞においては増殖できますが、普通の細胞では増えることはできません。本研究グループは、開発したエボラウイルスワクチンの安全性をさらに高めるため、この変異エボラウイルスを過酸化水素水で不活化しワクチンをサルに接種してその効果を評価しました。その結果、このエボラウイルスワクチンを接種したサルは、その後、致死量のエボラウイルスを接種されても、エボラウイルスに感染しないことが明らかとなりました。
2015/03/26/東京大学
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