静岡のガソリンは前回から4円下がって151円
今日、いつも給油している静岡市葵区のセルフ式のガソリンスタンドで給油したら、レギュラーガソリンの店頭の表示価格は前回(2014.11.30)から4円下がってリッター当たり151円でした。
参考エントリー
・ 静岡のガソリンは前回から3円下がって155円 (2014.11.08)
ここ2ヶ月でリッター当たり20円近く下がっています。
WTIの原油価格は、ここに来て下落が続き1バレル60ドル前半まで急激に下がりました。
参照:The Energy Information Administration (EIA) - Petroleum - Spot Prices
時事通信の記事によると、この急激な下落は、アラブ産油国が減産をせず価格をさげ、米国のシェールオイル産業の採算性を悪化させ打撃を与えようとする目論見が原因のようです。
たぶんアラブだって価格下落の影響はあるのだろうから、アラブと米国のチキンレースですね。
円安で原油価格の下落がダイレクトにガソリン価格に反映されるわけではないけれど、安くなることはいいことかな。それとも少し長いスパンで見ると別の影響が出てくるのだろうか?
シェール開発投資見送りも=原油安、業界に打撃
原油相場の下落に歯止めがかからない。世界的な需要低下懸念と供給過剰を背景に、ニューヨーク市場では代表的な指標のWTIが約5年5カ月ぶりに1バレル=60ドルの大台を割り込んだ。原油安の影響で、供給増の大きな要因となっている北米のシェール開発では、エネルギー会社が採算性の低い事業への投資を見送るなど事業選別の動きも出始めている。
米エネルギー情報局(EIA)によると、米国の2014年の原油生産は、シェールオイル増産を背景に日量860万バレルと前年比約16%増加する見通し。15年の生産も現時点で8%増の932万バレルと予想されている。
一方、シェール事業の採算ラインは案件や地域ごとに異なる。市場では「60ドルを下回れば中小事業者の開発は採算割れになるものが多い」(証券アナリスト)との見方が出ている。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのフランシスコ・ブランチ氏は「借金の多い事業、高コストの事業は見直しを迫られる」と指摘しており、今後、事業の選別が加速する可能性がある。
米エネルギー会社の中では既に、コノコフィリップスが8日、来年の開発投資額を20%減らすとともに一部のシェール開発の延期を決定。EOGリソーシズも同日、カナダの資産を売却し、米国の採算性の高い事業に集中する方針を示した。ベーカー・ヒューズは、シェール開発が盛んなテキサス州イーグルフォードでの石油掘削装置の稼働数が5日時点で前年比6%減少している。
ただ、原油の需給緩和解消のめどは現時点で立っていない。「価格下落に対応した生産調整には半年程度時間がかかる」(ブランチ氏)との見方もあり、原油相場は当面、弱含みの展開が続く恐れもある。
2014/12/12/時事通信
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