最後のブルートレイン「北斗星」が2015年度中に廃止へ

以前から話のあった上野-札幌を結ぶ寝台特急「北斗星」の廃止について、JR東日本とJR北海道は2015年度中に行う方針を固めたと、読売新聞が報じていました。

今年の3月に「あけぼの」が廃止され、最後に残っていたブルートレイン「北斗星」も姿を消すことになりました。

・ 寝台特急「北斗星」

2016年春に北海道新幹線が開業の予定で仕方のないことですが、寂しいですね。

関連エントリー：さようなら。「あけぼの」 ブルートレインは「北斗星」だけになりました (2014.03.15)

「北斗星」来年度廃止へ…ブルートレイン姿消す
2016年春の北海道新幹線開業に伴い、JR東日本とJR北海道は、寝台特急「北斗星」（上野-札幌）を15年度中に廃止する方針を固めた。
新幹線の試験運行が行われるほか、車体の老朽化などが進んでいるためだ。近く発表する。北斗星の廃止によって、鉄道旅行の象徴的な存在だった青い客車の特急「ブルートレイン」は姿を消す。
北斗星は1988年、青函トンネルを使って初めて上野-札幌間を結んだ。ホテルのように豪華な寝台個室や、フランス料理のフルコースが味わえる食堂車などが人気を集めた。
しかし、北海道新幹線は青函トンネルを含む約82キロが新幹線と在来線の共用区間になる。2015年3月以降は新幹線の試験運行の影響もあり、北斗星は夏場などの臨時運行となる。
2014/12/05／読売新聞