時の扉/薬師丸ひろ子
先日の深夜、点いていたNHKテレビ「SONGS PREMIUM」で薬師丸ひろ子を特集していました。
懐かしいなあと思いながらそのまま観ていると「夢で逢えたら」を歌っていて、これがいのです。
「夢で逢えたら」は、作詞作曲が大瀧詠一で僕の好きな曲のひとつです。オリジナルはシリア・ポールが歌っています。
そういえば「探偵物語」も大瀧の曲(作詞は松本 隆)でした。番組でもレコーディングの時の大瀧との思い出を語っていました。
「時の扉」は、「夢で逢えたら」を含む薬師丸のスクリーン・デビュー35周年を記念してリリースされた作品です。
13曲中彼女のオリジナルは「セーラー服と機関銃」(リストの並びからいって「セーラー服と機関銃」より来生たかおの「夢の途中」のタイトルを使った方がしっくりきます。)のみで、収録された曲のほとんどがスタンダード曲です。
これまで薬師丸をボーカリストとして意識したことはあまりなかったけれど、彼女の澄んだいい意味で線の細い声は、正統派なのかもしれないと思ったりして。
静かでていねいに作られた良質な作品です。
それと彼女は素敵に歳を重ねた思います。
時の扉
薬師丸ひろ子/EMI Records Japan/2013
01. 冬の星座
02. 秋の子
03. 星を求めて
04. 浜辺の歌
05. クリスマスには帰るから
06. 心の扉 ~我が母の教えたまし歌~
07. 椰子の実
08. 故郷
09. 仰げば尊し
10. 黄昏のビギン
11. セーラー服と機関銃 ~ノスタルジア・バージョン
12. 夢で逢えたら
13. ユーレイズミーアップ ~祈りバージョン~
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