今度は鳥インフルエンザH5N6亜型が人へ感染ですか
中国・四川省で鳥インフルエンザA/H5N6亜型の人への感染が確認されたと朝日新聞が報じていました。
A型の鳥インフルエンザの亜型は、ヘマグルチミン(H)が1~16、ノイラミニダーゼ(N)が1~9、計144の抗原型があるとされ、自然宿主であるカモ類はすべてに感染するといわれています。
ヒトのインフルエンザはH1N1(スペインインフルエンザ、Aソ連型、パンデミックH1N1 2009)、H2N2(アジアインフルエンザ)、H3N2(香港インフルエンザ)の3つの亜型があります。
また、鳥フルのうちH5N1とH7N9はヒトへの感染が確認されており、新型インフルエンザへ変異が懸念されています。
そして今度はH5N6。
ヒトと家禽の濃密に接触する機会があれば、鳥フルは感染するのだろうけれど、ヒトからヒトへ感染する新型インフルエンザに変異するにはハードルがあるのでしょう。
鳥インフル、中国で男性死亡 H5N6型は世界初か
中国四川省の衛生当局は、急性肺炎で死亡した同省南充市の男性(49)からH5N6型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。国際感染症学会によると、H5N6型ウイルスの人への感染の確認も、感染による死亡も世界で初めてとみられる。
四川省の発表では、男性は死んだ鳥と接触したことがあったという。男性と接触した人から異常は見つかっていない。専門家によると、今のところ人への感染や流行の危険性は低いとしている。
中国では昨年から、H7H9型の鳥インフルエンザへの感染者が数多く出ている。
2014/05/07/朝日新聞
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