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2014.01.21

1月最下旬から2月最上旬にかけて水星、金星、火星、木星、土星が一晩で見られる

夜空を見上げて肉眼で見られる惑星は、水星、金星、火星、木星、土星の5つです。
その5つの惑星が、1月最下旬から2月最上旬にかけて一晩で見られます。

2月1日の夕方から2日の明け方の静岡市葵区平野部の空をステラナビゲータでシミュレートしてみました。

日没直後の西の空に見られるのが水星です。水星は太陽を追いかけてすぐに沈んでしまうし、高度が低いので、少し見えずらいかもしれません。
近くに月齢 1.5の糸のような二日月があるから写真をとってみようかな。
ステラナビゲータでは、太陽から一番遠い惑星の海王星の位置も表示されていますが、もちろん肉眼では見えません。

水星 (ステラナビゲータ Ver.9によるシミュレーション)
・ 水星 (ステラナビゲータ Ver.9によるシミュレーション)

東の空には木星が見えます。まわりの名だたる冬の一等星よりも明るく輝いているのですぐにわかります。

そして、未明になると東の空に火星が昇ります。火星のそばにはおとめ座のスピカがあるので、火星のあやしげな赤とスピカの涼しげな青との対比が綺麗かもしれません。
さらに、火星を追いかけて土星が昇ります。

木星 (ステラナビゲータ Ver.9によるシミュレーション) 火星と土星 (ステラナビゲータ Ver.9によるシミュレーション)
・ 左:木星 右:火星と土星 (ステラナビゲータ Ver.9によるシミュレーション)

明け方には明けの明星 金星が東の空に昇ります。先日まで宵の明星として、日没後の西の空に輝いていましたが、これからしばらくは東の空ですね。

金星 (ステラナビゲータ Ver.9によるシミュレーション)
・ 金星 (ステラナビゲータ Ver.9によるシミュレーション)

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