車の自動運転が実現するのかな?
まだまだこれからの技術だと思っていた車の自動運転が、Googleのビデオを見る限り結構進んでいるなと思います。
Googleばかりではなく国土交通省や日産自動車も実用化に向けて開発が進められていると、時事通信が報じています。
鉄道と違って様々な環境下で走る自動車の自動運転は難しいと思いますが、そんなに遠くない将来可能になるかもしれません。
自動車の運転をコンピュータにまかせて安全なのかと不安があるけれど、全体の事故率は人が運転するよりも低いのかもしれないね。
・ Sebastian Thrun: Google's driverless car
自動運転車、実現近づく=IT系参入、勢力図変化も
ドライバーがハンドルを握らなくても走行できる「夢のクルマ」、自動運転車の実現が視野に入ってきた。日産自動車は27日、2020年までの発売を宣言。人工知能を駆使する同分野では、グーグルなどのIT企業も開発を進める。実用化の段階に入れば、自動車業界の勢力図が大きく変わる可能性もある。
衝突防止のための自動ブレーキなど自動運転の技術の一部は、既に高級車を中心に導入されているが、あらゆる道路状況に対応できる完全な自動運転車の商品化を明言したのは日産が初めて。制度面では「事故が起こったときに誰が責任を負うかといった議論は始まったばかりで不透明」(米自動車大手幹部)だが、将来的に事故を減らすための柱の技術として各社が開発を競っている。
研究の中心となっているのがIT企業の集積地、米シリコンバレー。カメラやセンサーで収集した道路の状況を瞬時に処理する人工知能が自動運転車の核となるため、日米独の主要メーカーはこぞってここに研究所を設け、IT系の開発者や研究者と「日常的に情報交換をしている」(日産の技術者)という。
この分野で先行するのはグーグルで、12年にいち早く公道を走るための許可を取得した。同社の地図情報を活用し、自動運転車における中核ソフトウエアの確立を狙う。自動車メーカーとの連携を模索しているとされ、その動向に注目が集まる。
一方、自動車メーカーも、自動運転車は車間距離を維持して走る機能など、「20年来取り組んできた技術の積み上げ」(日産の山下光彦副社長)として、開発の主導権を確保する構え。
2013/08/28/時事通信
20年代に高速道路で実現=自動車自動運転へ工程表―国交省
国土交通省の有識者検討会は28日、2020年代に高速道路で自動車の自動運転の実現を目指す工程表を決めた。車間距離や、車線を維持する運転支援システムを組み合わせて開発することで実用化を図る。
自動運転は、自動車に搭載したコンピューターがドライバーの代わりに運転する技術。国交省は、自動運転が実現すれば交通渋滞が緩和されるほか、前方不注意などドライバーの人為ミスによる交通事故が減少するとみている。また、高齢者にとっても運転の負担が軽くなると期待している。
工程表は(1)10年代半ばには同一車線内(2)20年代初めには合流地点や渋滞箇所以外の高速道路上―での自動運転の実現を目指すと明記。合流地点を含む全ての高速道路上では、30年ごろまでに実現させる方針を示した。
一方、ドライバーが乗らない「完全自動運転」については、事故が起きた際の責任問題などを議論する必要があり「早期実現は困難」と結論付けた。
2013/08/28/時事通信
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