中国の鳥フル H7N9のヒトへの感染が7人に
先日、中国の上海で初めてヒトへの感染が確認された鳥インフルエンザ A/H7N9亜型ウイルスですが、新たに南京で感染が確認されたと、読売新聞が報じています。
家禽の食肉処理にたずさわっていた人以外にも感染した人がいて、感染経路は現時点では不明のようです。
これまで鳥フルからヒトフルに変異したA型インフルエンザウイルスはH1N1(スペインフル、ソ連型、パンデミック2009)、H2N2(アジアフル)、H3N2(香港型)の3つの亜型です。
H5N1に加えて今回のH7N9亜型ウイルスも新型インフルエンザへの変異の候補としてみていく必要があるのかな。
関連エントリー:鳥フルH7N9が中国で初めて人に感染 (2013.04.01)
中国の鳥インフル、男女4人が感染…計7人に
中国上海市などで鳥インフルエンザ(H7N9型)の人への感染が初めて確認された問題で、江蘇省政府は2日、南京市などで男女4人の感染が新たに確認されたと発表した。
4人はいずれも重体で、感染者は計7人となった。関係当局が感染ルートの解明を急いでいる。
新たに感染が確認された4人のうち南京市の女性(45)は家禽かきんの食肉処理を職業としていた。同省政府は「4人の感染に関連は認められていない」としている。
また、2日に記者会見した上海市政府などによると、死亡した87歳と27歳の男性はいずれも、感染前に家禽との接触はなかったが、重体となっている安徽省の女性(35)は感染前、市場でニワトリを購入していた。27歳の男性は豚肉販売を職業とし、上海を流れる黄浦江で大量に見つかった豚の死骸との関連が指摘されていたが、同市は「死骸から抽出したサンプル34件の検査では、ウイルスは検出されなかった」とした。
2013/04/02/読売新聞
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