これからは社会基盤の修繕だよね
JR東海が東海道新幹線についてこの4月から「若返り工事」を実施すると朝日新聞が報じていました。工事にともなう運休はしないそうです。
・ 鉄板で補強された柱 JR静岡駅
開業から48年、0系からN700系まで車両は何度か変わったけれど橋やトンネルなど構造物はずっと使い続けています。
50年近くも経てば大分くたびれてきて若返り工事が必要ですね。
これは新幹線に限ったことではなく、高度成長期に作られた道路や上下水道、電気などインフラの多くで修繕が必要だと思います。
修繕なんて地味だけど何か問題が起こってからでは困るから、一般市民の僕らがその取組をしっかり評価しないとね。
東海道新幹線、4月から「若返り工事」 運休はなし 東海道新幹線の老朽化対策工事
JR東海は29日、2018年から予定していた東海道新幹線の老朽化を食い止める大規模改修を前倒しし、4月から始めると発表した。民営化後初めての大がかりな「若返り工事」で、鉄橋やトンネル、高架橋が対象だ。高度成長期に整備されたインフラが老朽化する中、東日本大震災もあり、対策を早期に完了させることにした。
東京―新大阪の全線にある鉄橋233カ所、コンクリート高架橋計148キロ、トンネル66カ所計70キロが対象だ。既存の施設を補強したり、負担がかかる部材を交換したりするもので、新しく造り直すことはしない。このため、工事期間中の新幹線運休は避けられるという。工期は13年4月~23年3月、総工費は7308億円。工費の一部には、将来の大規模改修に備えて02年から積み立ててきた3500億円を充てる。
1964年に開業した東海道新幹線では、74~81年度に平日運休を伴う大がかりな「若返り工事」が48回行われた。JR東海は2002年、総工費1兆971億円に上る大規模改修を18年から行うと発表。鉄橋を新しく架け替えたり、トンネル内壁の全面に鋼板を張り付けたりする大がかりな計画で、期間中は運休が発生する見込みだった。
2013/01/29/朝日新聞
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 新東名 新静岡SA(下り)が駐車場駐車マス拡張後は後退駐車に変更(2024.10.08)
- 道交法の原付の基準が変わる。今の原付はどうなる?(2024.10.04)
- 静岡市の公式サイトで不正アクセスが発生(2024.09.25)
- JR富士駅-新富士駅間を結ぶ自動運転車両の実証実験の計画(2024.09.21)
- マイナ保険証の利用率11%(2024.09.04)
「鉄道」カテゴリの記事
- 東海道新幹線60周年を記念した「かっぱえびせん」の「えび」ステッカーが新幹線駅構内に(2024.10.09)
- 今日が東海道新幹線開業60年(2024.10.01)
- 三島駅や沼津駅は通り抜けができない(2024.09.15)
- 東京地下鉄(東京メトロ) 九段下駅(2024.09.03)
コメント