11月27日に金星と木星が極めて近い位置に接近
国立天文台によると2012年11月27日に金星と土星が離隔0度32分まで接近します。
また、条件がよければ昇りはじめの水星も見られるかもしれないけれど、水星は少し難しいかな。
金星も土星も肉眼で確認できる惑星だから27日の夜明け前の南東の空が楽しみですね。
27日前後の数日は27日ほどではないけれど金星と木星がかなり接近しています。
StarWalk for iPhoneで2012年11月22日、27日、12月02日05:30の静岡市葵区平野部 南東の空を再現したのが下の画像です。
・ StarWalkで表示した2012.11.22 5:30の静岡市葵区平野部の東の空
・ 金星と土星が最接近
・ StarWalkで表示した2012.11.27 5:30の静岡市葵区平野部の東の空
・ StarWalkで表示した2012.12.02 5:30の静岡市葵区平野部の東の空
StarWalkのシミュレーションを見ると金星や土星の惑星が"惑える星"ということがわかります。
11月27日 明け方の東の空で土星と金星が接近
夜明け前の南東の空では、金星がとても明るく輝いています。
金星は11月中旬頃にはおとめ座の1等星スピカの近くにありますが、下旬にかけて急激に高度を下げ、同じくおとめ座にある土星に近づいていきます。2つの惑星が最も近づく11月27日には、月の視直径(見かけの大きさ)程度まで近づいたように見えます。この日を過ぎると金星は土星から離れ、さらに高度を下げていきます。
11月下旬になると東の低空に水星が姿を現します。高度が低く、観察しにくいのですが、金星と土星を結んだ延長線上あたりにありますので、ぜひ探してみてください。
ほしぞら情報 2012年11月/国立天文台
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