現代素粒子物語/中嶋 彰
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欧州合同原子核研究機構(CERN)のヒッグス粒子発見のニュースを7月に聞いた時、頭の中に?マークがたくさん浮かびました。
「素粒子に質量を与えるヒッグス粒子」って何? 宇宙誕生直後は物質は質量がなくヒッグス粒子により質量が与えられるとは? 何でそんな重要な素粒子が今まで見つからなかったのか? わけがわかりません ^^;
困った時はブルーバックスというわけでこの本を読みました。
ヒッグス粒子は17番目の素粒子とされ、まず素粒子とは何かというとが第2章で解説されます。
素粒子のうち電子は馴染みが深く、光子、クォークは名前を聞いたことがある程度。クォークには6種類あって、その中でも僕の頭で想像できそうなのは陽子や中性子の構成要素となっているアップクォークとダウンクォークくらいです。
残りのクォークのチャーム、ストレンジ、トップ、ボトムクォーク、電子と同じレプトンに分類されるe、μ、τニュートリノ(ニュートリノは小柴昌俊のノーベル物理学賞受賞で以前、話題になったっけ)、光子の仲間として力を伝える素粒子、グルーオン、W、Z粒子って僕の頭では一体何?の世界です。
そしてヒッグス粒子!
ヒッグス粒子が登場する以前(といっても宇宙の誕生から10-32秒くらいの間!!??)は素粒子は質量を持っていなかった。それがヒッグス粒子により動きが邪魔され、その動き難さが質量だと。
なんとなく、わかったようなわからないような‥^^;
僕自身や身の回りの物は質量を持っていて、その主体となる原子核の陽子や中性子がアップクオークとダウンクォークで構成され、そのクォークの動きを邪魔し質量を与えているとしたらヒッグス粒子はいたるところにあって簡単に見つかりそうな気がするのだけど。
さらにヒッグス場といった考え方を持ち込まれると、僕の頭は混乱するばかり。
このわからなさは、きっと僕がニュートン力学の世界から考え方も感覚も一歩も出られらないからでしょう。
でも、ヒッグス粒子が発見されたかもという発表に目を輝かせワクワクしている少年や青年がいるのだろうな。
ちょっとうらやましい気がするからワクワクできるかはわからないけれど、もう少しヒッグス粒子関係の本を読んでみようと思います。
現代素粒子物語 ヒッグス粒子から暗黒物質へ
中嶋 彰 (Nakashima Akira)/協力:高エネルギー加速器研究機構/講談社(ブルーバックス)/2012
・ 書籍の紹介一覧 B0127
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