寝る前にタブレットPCはダメ !?
iPadを使い始めてから僕の生活の中のPCの位置づけが大きく変わったように思います。これはWindows95を導入してインターネットに簡単にアクセスできるようになって以来の大きな変化です。
iPadはとにかく起動が速い。スイッチを入れてSafariを立ち上げインターネットにアクセスすることが数秒でできる。この利便性は大きなものです。
画面もそこそこ大きくて見やすいので、家の中で持ち歩いて頻繁に使っています。

僕はiPadを使うようになって、画像処理のような少し複雑な作業はPCでやって文字の入力はiPadでする機会が多くなりました。
このエントリーもそのようにして書いています。
そんなiPadなどのタブレット端末の常用者にとって気になる記事がWIRED jpに載っていました。
それは、バックライトの付いたタブレット端末のディスプレーを休みなくじっと見ることが不眠につながるのではないかというレンセラー工科大学の研究結果です。
バックライトのような直接的な光源を見ることで睡眠と覚醒のサイクルを制御するホルモン メラトニンの生成を1/4程度抑制するとのこと。
就寝前にバックライト付きのタブレット端末を使って僕のようにブログを書いたりブラウジングをしたりしていると、睡眠の制御がうまく行われなくなり不眠になるということなのかな。
バックライト付きのディスプレイーはタブレット端末に限ったものではないから、PCやテレビでも同じことが起こるのだろうか?
研究結果は他の複数の研究者によって追実験され定説になるものだから、今回の結果が一般的なものなのかはわからないけれど、気になる記事ではあります。
以前のように寝る前は紙ベースの本を読もうかな。
就寝前の読書にタブレットは厳禁!?
アメリカのある研究によれば、バックライト付きのディスプレイを2時間眺めているだけで、メラトニンが4分の1減少するという。寝る前の読書は、紙の本か、せいぜいe-inkのリーダーにしておくのがよいだろう。
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実際、科学者たちは、iPadやほかのモデルのタブレットのようなバックライトの付いたディスプレイをほとんど休みなくじっと見つめることは、直接的に不眠症につながる可能性があることを証明した。ほんの少しの時間だからと思って自分をだましても無駄だ。
研究チームのリーダー、マリアナ・フィゲイロは述べている。「わたしたちの研究が示しているように、人間はわずか2時間の間この種のディスプレイの光を受けるだけで、メラトニンが22%減少する可能性があります。ここまで人間の概日リズムを刺激すると、寝る前にこのような機器を使う習慣のある人の睡眠を、重大な危険に晒す可能性があります」。
2012.09.11/WIRED jp
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