今日は年に一度の人間ドックでした。
50歳前後から毎年、何らかの項目を指摘されることが多くなってきて、内心ビクビク、一方で今回は何を指摘されるんだろうと開き直り受診をしています。
今回、新たに検査で引っかかったのが聴力。あのヘッドフォンを付けてピッーという信号音を聞く検査です。
僕に行われたのは、1,000Hzと4,000Hzの断続的な信号音を左右の耳で聞くことができるかという検査です。
果たして左耳で4,000Hzの信号音が聞き取れないんです ^^; 音量を少し大きくしても聞こえません。
昨年までは問題なかったので意外、少しばかり落ち込むとともに信じられなくもありました。
そう言えば、オーディオ・チェック用のCDがあったなぁと思って、家に帰って聞いてみました。

・ My CD CHECK/日本コロムビア
このCDには、左右チャンネルごと21.5Hz 40Hz 100Hz 315Hz 1kHz 3.15kHz 6.3kHz 10kHz 16kHz 18kHz 20kHzの11の周波数が収められ聞くことができます。
で、聞いてみると4,000Hzに近い3.15kHzもそれよりも高音の6.3kHzも右耳と同様に左耳のでも聞こえるんだよね。
検査の時の状態が悪かったのかな? 再検査を受けろということになるから、一度耳鼻咽喉科でしっかりした検査はしてみるつもりだけど。
ただ、その時気がついたのは10kHzの音。左耳でも聞こえるけれど右耳の半分の音量でしか聞こえません ^^; やっぱり左耳はヘタってきているんだね。
ちなみに21.5Hzの超低音と16kHz 18kHz 20kHzの超高音は、両耳とも聞くことができませんでした。もっともこのくらいの音域になるとヘッドフォンの性能も影響するのだろうけど。
僕は以前、航空機騒音対策の仕事をやっていたことがあって、音をヒトがどのように聞いているのかという勉強を少ししました。
その時の知識によると、ヒトが聞くことができるのは20Hzから20kHzの音域で、これも一番聴力が良い20歳前後の健康な若者の場合です。(ちなみに騒音レベルや音圧レベルの0dBはヒトの聞くことのできる最小の音圧を基準にしています。)
加齢とともに低音域や高音域、特に高音域の音は聞きづらくなります。
ですからだんだん超高音から聞こえなくなってくるのは老化現象で仕方がないかもしれません。
何かね、人間ドックのたびに僕の機能というか能力というかが少しづつ欠落していくようで、淋しいです。
-----
追記 2012.09.03
インターネット上に周波数別の音源はないものかと探すといくつかあるものですね。
その中からひとつ、You Tubeにアップロードされてあった「聞こえる?超音波(・∀・)ゆんゆん【ニコニコ動画-逆輸入】」を紹介します。20Hzから20kHzまでわりと細かくサンプリングされています。

・ 聞こえる?超音波(・∀・)ゆんゆん【ニコニコ動画-逆輸入】 /You Tube
まぁ再生環境に再生される音は依存するから検査には使えないだろうけど、聴力の目安にはなると思います。
ただ余り大音量で聞くと耳を傷めるかもしれないからほどほどにね ^^;