2012年8月14日早朝に金星食がある
金星の前を月が横切る金星食が8月14日あるそうです。
国立天文台の惑星食各地予報によると2012.08.14の静岡(緯度:34.9667度 経度:138.3833度)での金星食は次のとおりです。
潜入開始 2:43 潜入終了 2:45
最小角距離 3:05
出現開始 3:27 出現終了 3:28
で、潜入開始時の月の高度と方位が12度,74度、出現終了時が21度,80度となっています。また、月齢は26です。
参考:2012年8月14日早朝に金星食/国立天文台
早朝、東北東の空の比較的低い位置で金星食が見られるということですね。
国立天文台によると、前回比較的条件で金星食が起こったのは1989年12月2日夕方とのこと。比較的良い条件で次に起こるのは、2063年5月31日だそうです。
金星は太陽の周りを地球より近い軌道で回っているから水星ほどではないしろ、肉眼で見えるのは日没後(宵の明星)か日の出前(明けの明星)に限られ、金星食が起こっても容易に見られるの機会は少ないのでしょう。
下の画像は、iPad用のStar Walkで2012.08.14 04:00の静岡の東北東の空を再現したものです。月と金星の大きさがデフォルメされているので大きさは正確ではありませんが。
・ 月と金星 2012.08.14 04:00 静岡市葵区の東北東の空 - Star Walkから引用
また、食にはならないけれど2日前の12日早朝には木星が最接近します。
・ 月と木星 2012.08.12 04:00 静岡市葵区の東北東の空 - Star Walkから引用
| 固定リンク
「天文」カテゴリの記事
- 今夜は満月(2023.05.05)
- 2023年5月6日未明から明け方は半影月食(2023.05.04)
- 気象衛星ひまわり8号の2023年4月20日の日食画像(2023.04.20)
- 2023年4月20日は日食だけど静岡からは見えません(2023.04.17)
- 月と金星がとても近い位置にあったのですが...(2023.03.25)
コメント