農薬としての飛べないテントウムシ
このところ2年前に書いたエントリー「飛べないテントウムシ! (2009.07.25)」のアクセス数が多くなっています。
そしてどうやらこのエントリーに"飛べないテントウムシ"というフレーズで検索して訪れていただいているようです。

・ 直近1週間の閲覧回数上位のエントリーと上位の検索フレーズ 2012.07.05現在
2年も前に書いたエントリーだし、いまさら話題になるような内容でもないから何だろうと思って検索してみると、新たな動きを朝日新聞が報じていました。
国や県で組織する研究グループが、アブラムシの防除のため飛翔能力を無くしたテントウムシを作り、生物農薬として登録申請するとのことです。
ただ、2年前に紹介した飛べないテントウムシと作る方法が違っていました。
2年前に紹介した名古屋大学の研究グループの方法は、翅を作る遺伝情報を運ぶm-RNAを働きを抑えてしまうものでした。
そして今回、新聞に紹介された方法は、飛翔能力の低い個体を何代にもわたって交配を続け、飛べないテントウムシを作り出すというものです。
幼虫と飛べない成虫でどのくらアブラムシの防除ができるのか、どんなものなのでしょう。
・ 関連Blogはこちらへ。
飛ばないテントウムシを開発 害虫アブラムシ退治のため
飛ぶのが苦手なテントウムシを掛け合わせる方法で、飛ばないテントウムシが誕生した。開発に成功したのは、近畿中国四国農業研究センターと近畿と四国の各府県などでつくる研究グループ。農作物の害虫アブラムシを食べる生物農薬として、近くメーカーが農林水産省に登録申請する。
テントウムシは害虫アブラムシの天敵で農家にとっては宝だが、せっかく集めてハウスに放しても、飛んで逃げてしまうのが難点だった。同センターの世古智一・主任研究員は、測定器を使って飛ぶのが苦手なナミテントウの個体を選び、交配する作業をコツコツ繰り返した。1年間に交配できるのは7世代。20~35世代目にようやく、てくてく歩くだけのテントウムシが生まれた。
2012/07/04/朝日新聞
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