太陽撮影用フィルターを買った
今年の5月21日は金環日食です。また、6月6日には金星が太陽の前を通過(太陽面通過)します。
この太陽と月や金星のイベントを持っているカメラやレンズでお金をかけず写真に撮れないものかと考えていました。
所有のEOS Kiss Xに付く望遠系のレンズは同僚から譲り受けたタムロンの28-200mmのズームレンズしかなく、天体を撮るには倍率が低く非力だけれどこのレンズで太陽を撮ることにしました。
明るいものを撮るには光を減光するNDフィルターが必要ですが、調べてみると太陽はとてつもなく明るく1万分の1〜10万分の1の減光が必要なんですね
それで10万分の1に減光するマルミの太陽撮影用の口径が77mmのNDフィルターを買いました。また、タムロンのレンズの口径は72mmなので、フィルターとレンズの口径を合わせるケンコーのステップアップリングを併せて購入しました。
・ Kenko STEP-UP RING 72-77mm(左)とmarmi DHG ND-100000 77mm
・ TAMRON 28-200mm f 3.8-5.6 + Kenko STEP-UP RING 72-77mm + marmi DHG ND-100000 77mm
10万分の1の減光ってすごいですね。下の写真は60W相当の電球型蛍光灯の直前にフィルターを置いたものです。ほとんど光を透していません。
試しに太陽を撮影してみました。(太陽を直接ファインダー越し撮るのはNDフィルターを付けていても危険です。そのためライブビュー機能を使います。)きちんと撮るには最低でも500mm程度の望遠レンズが必要かな。
200mmで撮ってトリミングすると黒点は確認できます。でも、金星はきっと点でしか写らないだろうね。
・ 2012.04.19 静岡市葵区
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