トマトに肥満抑制効果 !?
Twitterのタイムラインを追っていたら、スーパーからトマトが消えたといったつぶやきがありました。
寒さの影響で生育が遅れているのかなと思いもしましたが、どうやら京都大学の研究発表に一因があるようです。
研究の内容は、トマトに中性脂肪を燃焼させる遺伝子を増やす成分がありメタボリック症候群の改善に役立つかもといったことです。
今にところ僕は血糖値も中性脂肪も問題になっていないけれど、トマトが好きな僕にとっては嬉しい話題です。
・ ミニトマト
「トマト(柿?)が赤くなると医者が青くなる」でしたか、トマトにはビタミンB群やC、リコピンやカロテンが含まれ健康にいい食品とされています。それに加えてリノール酸ですか。
まぁ、昔から食べられている食品は何らかの身体にいい機能を持っているし、その逆もあるだろうから、ひとつの食品に偏らずバランスよく食べろってことなんだと思うのだけど。
ちなみに近所のスーパーでは今のところトマトが品切れの状況ではありませんでした。
トマト:脂肪燃焼効果 京大グループが発見
京都大の河田照雄教授(食品機能学)らの研究グループは中性脂肪を減らす働きがある成分をトマトから発見した。メタボリック症候群の改善などに役立つという。米国のオンライン科学誌「プロスワン」に10日掲載された。
トマトは健康野菜として知られ、摂取量の多い人には脂肪肝や高中性脂肪血症などが少ないという調査例もある。
こうした効果に注目した研究グループはトマトの果汁成分から、脂肪を燃焼させる遺伝子を増やす物質を探し、「13-oxo-ODA」というリノール酸の仲間を発見した。この成分を肥満マウスの餌に0.02~0.05%混ぜて4週間飼育すると、血糖値が約2割、血中の中性脂肪濃度が約3割減り、脂肪燃焼の指標となる直腸温も0.5度以上、上がっていた。人間に換算すると、トマトジュースを1日3回、200ミリリットルずつ飲むのに相当する摂取量だという。
河田教授は「有効成分は確認されたが、これだけをサプリのように取るのではなく、トマトなど新鮮な野菜をたくさん食べることが大切」と話している。
2012/02/10/毎日新聞
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