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2011.12.28

上顎洞嚢胞 (02) - 上顎洞嚢胞にどうして気がついたのか

痛みも違和感もほとんどなかった上顎洞嚢胞にどうして気がついたのか。

2010年11月、歯磨きをしていて上顎の右の硬口蓋が膨れていることに気がつきました。押すとブヨブヨと弾力があり痛みはありません。
よくよく鏡で顔を見ると右の頬が腫れているような‥

それで近所の歯科医へ行って診察を受けました。
歯科用のレントゲンを撮ってもよくわからず、歯科医の紹介状を持って市立病院の口腔外科を受診しました。

口腔外科では歯科用レントゲンに加えてCTも撮りまた。
頭部正面のレントゲンを見ると、右の上顎洞の3/4くらいが灰白色でした。左の上顎洞が真っ黒なのに対しその違いは一目瞭然です。(レントゲンでは不透過の箇所は灰色〜白く写ります。つまり灰色の部分には何かあるということ。)
大きな嚢胞があるらしい‥
CTで頭部を輪切りにした写真でも頭部の上から下にいくにつれて灰色の部分の占める割合が増えていくのがわかります。
また、口蓋の一部の骨が溶けていて嚢胞中の溶液が口蓋に出てきたのが腫れの原因でした。骨って簡単に溶けるものなんですね

根本的な治療は嚢胞を取ることですが、医者の見たては緊急を要するものではなく、暫く様子をみてから手術するかを決めることになりました。

ただ、口蓋の腫れは麻酔をして膨らんだ部分から注射器で内容液を吸引しました。その結果、10mlくらいウィスキーの琥珀色のような液体が取れたかな。それにより口蓋の腫れは引きました。

ただ、数週間するとまた膨らむので、1ヶ月くらいの間隔で通院し吸引を繰り返しました。


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