今年も鳥インフルエンザのシーズンになったのかな?
島根県松江市で野鳥のコハクチョウからインフルエンザウイルスの陽性反応がでたと、毎日新聞が報じています。
まだ、ウイルスの亜型がわかっておらず何とも言えないけれど、A/H5N1亜型のようなウイルスだと、昨シーズンに引き続き渡り鳥とともに高病原性鳥インフルエンザウイルスが日本にやってくる季節になるかもしれません。
2010/11シーズンは、これまでなく全国16道県の渡り鳥などの野鳥等でH5N1が確認され、9県の養鶏場でも鳥インフルエンザ発生がありました。
今後、渡り鳥のウイルスの感染状況がどのように推移するか注意が必要ですね。
関連エントリー:鳥インフルエンザH5N1は日本に定着した? (2011.03.03)
鳥インフル:コハクチョウ1羽陽性 松江
環境省は10日、松江市内で野鳥のコハクチョウ1羽が死んでいるのが見つかり、インフルエンザウイルスの陽性が確認されたと発表した。鳥取大で高病原性鳥インフルエンザウイルスかどうかを調べる。確定すれば今冬1例目。また同省は同日、発生地の周辺10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定。他の野鳥の死骸や、感染を疑われる野鳥がいないか監視する。
コハクチョウの死骸は7日に発見された。簡易検査ではインフルエンザは陰性だったが、10日に国立環境研究所(茨城県つくば市)で遺伝子検査を実施したところ、陽性と判明した。
同省によると、コハクチョウは越冬のため同市に渡ってくるが、他地域で鳥インフルエンザが発生しているとの情報は現時点ではないという。
2011/11/10/毎日新聞
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追記 2011.11.24
このウイルスはH5N2亜型であったと、環境省から発表がありました。
関連エントリー:11.07に松江で回収されたコハクチョウの鳥インフルエンザウイルスはA/H5N2亜型 (2011.11.22)
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