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2011.09.05

新東名が早く開通するといいね

静岡には道路は国道1号線、東名高速道路、鉄道は東海道本線、東海道新幹線と東西を結ぶ交通の大動脈が走っています。
この4本の動脈が、静岡市清水区由比付近で新幹線は若干北側を走っているものの近くに集中しています。
特に国道1号、東名、東海道本線は由比の海岸線を平行して走っていて、大雨や地震などで時々、通行止めや運行見合わせになることがあります。
先日の台風12号でも一番海側を走る東名高速道路下り線が、高波のためしばらく通行止めでした。

東海地震の発生すれば、恐らく新幹線を含め相当の被害を受け、東西の交通が分断させると思います。

そのこともあるのか、中日本高速道路は建設中の新東名高速道路の御殿場ジャンクションと三ケ日ジャンクションの間の供用時期を1年ほど早め来年のゴールデンウィークに間に合わせたいと、中日新聞が報じていました。

新東名は、静岡県内の山間地域を中心に東名の北側を東西に走る道路です。

 建設中の新東名高速道路 安倍川付近 静岡市葵区
・ 建設中の新東名高速道路 安倍川付近 静岡市葵区

 建設中の新東名高速道路 静岡インターチェンジ付近 静岡市葵区
・ 建設中の新東名高速道路 静岡インターチェンジ付近 静岡市葵区

大雨や地震などで鉄道や道路の交通が遮断されるたびに新東名が早く開通しないかと思っていたので、ちょっぴり期待したいニュースです。

引用文新東名の御殿場~三ケ日、開業1年早く 来年GW前に
中日本高速道路(名古屋市)は26日、先行開通する新東名高速道路の御殿場ジャンクション(JCT、静岡県御殿場市)~三ケ日JCT(浜松市)間の開業時期を、当初予定より1年近く早め、来年のゴールデンウイーク(GW)前を目指すと発表した。
同区間は従来、2013年3月末までの開通予定だった。東日本大震災を受け、東名高速道路のバイパス機能を果たす新東名の開通をできる限り早め、東海地震をはじめとした災害に備える必要があると判断。地元などから早期開業への要望が強かったこともあり、前倒しを決めた。
ただ、工事の進捗(しんちょく)次第ではGW前に間に合わない可能性もあり、正式な開通日は年内に決定する。
記者会見した金子剛一社長は「新東名の先行開通により、緊急時に日本の大動脈の輸送機能を保つとともに、東名の渋滞解消によるサービス向上効果が見込める」と強調。14年度内を予定する浜松いなさJTC(浜松市)~豊田東JTC(愛知県豊田市)間(延長53キロ)の開業についても「できる限り早めたい」と述べた。
御殿場JCT~三ケ日JCT間は計約162キロメートルで、国内で一斉開通する高速道の距離としては史上最長となる。インターチェンジは12カ所で、東名とは御殿場、三ケ日、清水JTC(静岡市清水区)の3カ所で接続。東名よりおおむね10キロほど山側を通るため、津波対策にもなるという。サービスエリアは6カ所、パーキングエリアは7カ所置く。
2011/08/27/中日新聞

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