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2011.02.24

今シーズンのインフルエンザはパンデミック H1N1 2009 が主流

今シーズン(2010/2011)のインフィルエンザは、2月に入って流行のピークは過ぎた感じです。
流行のパターンは、これまでのところ2008/2009シーズンと似ています。

インフルエンザの週別定点当たり報告数(全国)の推移 厚生労働省/国立感染症研究所 2006年第28週(07.06)-2011年第6週(02.13)

今シーズンの主流となった亜型は、今のところ2009/2010シーズンを一色に染めたパンデミック H1N1 2009(新型インフルエンザ)です。(もう新型でもないだろうから、Aソ連型やA香港型のような名称がつかないのだろうか?)
また、Aソ連型(H1N1)が鳴りを潜めたことが面白いです。同じ亜型のパンデミック H1N1 2009 の出現の影響だろうか?

インフルエンザ亜型別分離割合

それと流行の当初はA/香港型(H3N2)が主流だったものが、ピークになるにつれパンデミック H1N1 2009 が主流になっていったところも面白いです。

インフルエンザ亜型別分離割合 2010年36週~40週 厚生労働省/国立感染症研究所

インフルエンザ亜型別分離割合 2011年1週~5週 厚生労働省/国立感染症研究所

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