北海道のオオハクチョウで鳥インフルエンザH5N1の感染が確認、宮崎では2例目の疑い
一昨日、福島県郡山市のキンクロハジロの鳥インフルエンザH5N1亜型の感染と宮崎県宮崎市のニワトリの感染の疑いを書いたばかりですが、今度は北海道浜中町のオオハクチョウがH5N1に感染、宮崎県新富町のニワトリに疑いがでているそうです。朝日新聞が報じていました。
関連エントリー:福島ではキンクロハジロに鳥インフルエンザH5N1、宮崎ではニワトリにH5 (2011.01.22)
宮崎県の1例目、2例目が仮にH5N1だとすると、最初は野鳥から養鶏場にウイルスが持ち込まれたとしても、その後、人や物の移動で伝播したという可能性もでてきました。
感染経路の究明である程度のことはわかると思いますが…
オオハクチョウ1羽から強毒性の鳥インフル 北海道
環境省は22日、北海道浜中町丸山散布の国指定厚岸(あっけし)・別寒辺牛(べかんべうし)・霧多布(きりたっぷ)鳥獣保護区で、強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)に感染したオオハクチョウ1羽が見つかった、と発表した。強毒性の鳥インフルエンザウイルスの確認は昨秋以降、7地域目。いずれもウイルスの遺伝子が極めて似ているという。
オオハクチョウは19日、弱った状態で見つかり、浜中町職員が回収したが、同日中に死んだ。北海道大学の検査で22日に強毒性と判明した。
環境省は同日、半径10キロ圏内の野鳥の警戒態勢を最高レベルの3に引き上げた。24日からは現地周辺の野鳥のフンを採取し、感染状況を調べる予定だ。農水省によると、半径10キロ圏内に養鶏場はない。
同保護区は渡り鳥の大規模な飛来地で、多い年には約1万羽のオオハクチョウやスズガモが飛来する。
2011/01/22/朝日新聞
宮崎県で鳥インフルエンザ2例目の疑い 新富町の養鶏場
宮崎県は23日、同県新富町の養鶏場で鶏20羽が死んでいるのが見つかり、簡易検査の結果、6検体のうち5検体が鳥インフルエンザの陽性反応を示した、と発表した。この養鶏場で飼養されている鶏は約6万6千羽。遺伝子検査で高病原性と確認されれば、全羽殺処分されることになる。21日に宮崎市佐土原町の養鶏場で鶏が死亡し、高病原性インフルエンザの感染が確認されたのに続き、同県で2例目。
新富町の養鶏場は1例目の養鶏場から北東約8.5キロ。1例目の移動制限区域内(半径10キロ)だった。この養鶏場は、養鶏場12棟の養鶏団地の一つで、団地全体では46万羽飼養している。
2011/01/23/朝日新聞
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