鳥インフルエンザ マナヅルからカラスへ感染??
これまでに鹿児島県出水市のナベヅル5羽に高病原性鳥インフルエンザH5N1亜型の感染が確認されています。
また、マナヅル2羽も簡易検査で陽性となり鳥インフルエンザの感染が疑われています。
そのマナヅル1羽は、内臓がなくカラスなどに食べられた可能性があると、共同通信が報じていました。
これまでも2004年に京都府や大阪府のハシブトガラスでH5N1の感染が確認されています。
養鶏場へのH5N1の感染ルートとして、大陸→渡り鳥→国内の留鳥(小動物)→養鶏場(ニワトリ)の経路が有力視されています。
今回のマナヅルがH5N1に感染しているのか、カラスがそのマナヅルを食べたのかわかりませんが、ニュースを読んで、感染ルートと一端の具体的な事例になるかもなぁと思いました。
野鳥の渡り鳥、さらに留鳥に感染が広がっているとやっかいですね。
参考:高病原性鳥インフルエンザに関する情報/環境省
マナヅル1羽が感染疑い 鹿児島・出水の鳥インフル
鹿児島県出水市は28日、出水平野に飛来し死んでいた絶滅危惧種のマナヅル1羽が、鳥インフルエンザの簡易検査で新たに陽性反応を示したと発表した。今後、詳細検査をして感染の有無を確認する。感染疑いのマナヅルは2羽目。
市によると同日午前11時ごろ、田んぼで死んでいるのを付近の住民が発見し、監視員が回収した。内臓がない状態で、カラスなどに食べられた可能性が高いとみられ、感染の拡大が懸念される。
出水平野では1万羽以上のツルが毎年越冬する。これまでにナベヅル5羽から強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された。
2010/12/28/共同通信
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