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2010.11.13

インフルエンザワクチンの接種をしてきました

今日、近くの内科でインフルエンザワクチンの接種をしてきました。

ワクチンを接種したからといって、インフルエンザを完全に予防できるわけではないけれど、ワクチンによって多くの人に抗体ができれば、全体のウイルス量が減って大流行は抑えられるのかな。
去年はパンデミック A/H1N1 2009(新型インフルエンザ)の大流行があって、季節性インフルエンザのワクチンも不足して接種ができませんでしたが、僕はここ数年、毎年ワクチンの接種をしています。

今シーズンのインフルエンザワクチンは2種類あります。
ひとつはパンデミック A/H1N1 2009だけに効果があるワクチン(1価ワクチン)で、もうひとつはA/H1N1 2009と季節性インフルエンザ(A/H3N2 A香港型とB型)の3つに効果があるワクチン(3価ワクチン)です。
昨シーズンまで3価ワクチンはA/H1N1 Aソ連型、A香港型、B型でしたが、今シーズンは昨シーズン大流行したパンデミック A/H1N1 2009を加え、Aソ連型を除いた組み合わせになっています。

参考:新型インフルエンザワクチン接種事業(平成22年度)に関するお知らせ/厚生労働省

国立感染症研究所の週別の定点調査結果をみると、今シーズンはまだそれほどインフルエンザは発生していないようです。
例年、12月から年明けにかけて増え始めるけれど、今シーズンはどうなるのだろ?

インフルエンザの週別定点当たり報告数(全国)の推移 厚生労働省/国立感染症研究所 2006年第28週(07.06)-2010年第43週10.31)<br />

昨シーズンはパンデミック A/H1N1 2009でほぼ一色といった感じでしたが、今シーズンはどの亜型のインフルエンザが多くなるのだろう?
今のところA香港型が多く、それに続いてA/H1N1 2009です。今後どのように推移するのか興味があります。まだA/H1N1 2009と同じ亜型のAソ連型の発生がないみたいだけれど、どうなるのだろう?

インフルエンザ亜型別分離割合 2010年第36週~第43週 厚生労働省/国立感染症研究所

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