稚内のカモのふん便から高病原性鳥インフルエンザH5N1が検出
北海道稚内市の大沼のカモのふん便から高病原性鳥インフルエンザA/H5N1亜型ウイルスが検出されたという北海道大学の調査結果を、朝日新聞が報じていました。
国内では、2008年4月~5月に十和田湖、野付半島、サロマ湖のオオハクチョウで確認されて以来のことです。
関連エントリー:鳥インフルエンザH5N1のオオハクチョウへの感染経路 (2008.12.25)
大陸から渡ってきたカモだろうか?
カモは鳥インフルエンザの自然宿主とされ、感染してもウイルスは強い病原性を現さないといいます。
なんだかんだで、大陸から渡り鳥によってH5N1ウイルスが国内に運ばれているということかな。
カモのふんから鳥インフルウイルス 北海道稚内
環境省は26日、北海道稚内市の大沼で見つかったカモのふん便から、毒性の強い鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が検出されたと発表した。北海道大から同日、同省に連絡があった。同省は「見つかったのが死骸(しがい)なら毒性が特に強いウイルスだと考えられるが、周辺から死骸が見つかっていないため、現時点では野鳥の大量死の可能性は高くない」としている。
国内の野鳥のH5N1型感染は、08年にオオハクチョウで確認されて以来。同省は、ロシアや中国などから飛来したと見ている。今後はふんが見つかった大沼周辺で、野鳥のウイルスの保有状況の調査を強化する。
2010/10/26/朝日新聞
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