パンデミックH1N1 2009 の名称はどうなるのだろう?
WHOは、8月10日にパンデミックH1N1 2009のパンデミック・アラートをフェーズ6からポスト・パンデミックに移行し、終息に向かうと発表しました。
厚生労働省も「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」によりパンデミックH1N1 2009を「新型インフルエンザ」としていたものを、季節性インフルエンザの扱いとし、「新型」に代わる名称を検討するとのことです。
現在、流行しているA型の季節性インフルエンザは、パンデミックH1N1 2009と同じ亜型のソ連型とH3N2亜型の香港型があります。
以前、新型インフルエンザとして流行したH1N1亜型のスペイン・インフルエンザやH2N2亜型のアジア・インフルエンザがあり、インフルエンザの名称には流行した地域の名前がついています。
パンデミックH1N1 2009は何と呼ばれるのだろう?
初期の段階で問題になったメキシコや北米の名前がつくのかな?
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今年度末に「季節性」移行へ=新型インフル対策―厚労省
世界保健機関(WHO)が世界的大流行(パンデミック)の終息を宣言したのを受け、厚生労働省は27日、今年度末をめどに「新型」としたインフルエンザの法的位置付けを見直し、対策を従来の季節性並みに戻す方針を明らかにした。
昨年来流行したインフルエンザについて、厚労省は感染症法に基づく「新型」と規定し、検疫などの対策を実施してきた。
同省によると、当面は再流行の可能性を踏まえ、重症患者の増加に備えた医療体制の整備などを継続。流行状況などに大きな変化がなければ今年度末をめどに「新型」の適用を外し、各種対策を季節性と同じ扱いにするとしている。
検疫などは国民生活を制限する側面があるため、同法は発生と終息の両段階で厚労相に速やかな公表を義務付けており、同省は「新型」に代わる新たな名称も検討する。
2010/08/27/時事通信
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