「猛烈な雨」について調べてみた
ラジオを聞いていたら「強い雨」とか「激しい雨」とか「猛烈な雨」とか、雨の強さを表現していました。
「強い雨」や「激しい雨」という表現はわりとすんなり耳に入っていたのだけど、「猛烈な雨」はどこか情緒的な言葉だなぁと感じました。
それで、「猛烈な雨」を調べてみました。
気象庁は、「猛烈な雨」を1時間当たり80mm以上の雨と定義しています。
参照:予報用語 > 降水/気象庁
静岡で「猛烈な雨」を記録したのは、1940年から2010年(現在まで)までの約70年間で7日あります。
そのうち2日は1974年7月7日と8日の七夕豪雨です。
七夕豪雨の時は、凄い雨で子供心に「バケツをひっくり返したような雨」とはこういう雨を言うのか実感しました。
参照:気象統計情報 > 過去の気象データ検索 > 地点ごとの観測史上1~10位の値/気象庁
静岡では「猛烈な雨」が降るのは10年に1回程度ですが、降るときは降るものですね。
九州北部、激しい雨続く=土砂災害に厳戒―気象庁
気象庁は14日、活発な梅雨前線の影響により、九州から東北の広い範囲で15日にかけ大雨が続くとして、土砂災害や河川の増水などに引き続き警戒するよう呼び掛けた。
特に九州北部では、10日の降り始めからの総雨量が500ミリを超えた場所もあり、地盤が緩んでいる恐れも強く、厳重な警戒が必要。
同庁によると、梅雨前線は対馬海峡から日本海を通って東北に延びている。前線上の低気圧は日本海を北東に進んでおり、14日夜には北海道や東北地方に近づく。
西日本と東日本の広い範囲では、1時間に50ミリ前後の非常に激しい雨が降っている。長崎県五島市付近では1時間に約110ミリの猛烈な雨が観測された。
西日本では15日にかけて、50~70ミリの雨が降る。東日本と東北では、15日にかけて40ミリ前後の雨が降る見込み。
15日正午までの24時間予想雨量は、多い所で、九州北部180ミリ、中国、東海、甲信150ミリ、四国、近畿、北陸、東北120ミリ、九州南部100ミリ。
2010/07/14/時事通信
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追記 2010.07.15
岐阜県多治見市では、今日の夕方に83mmの猛烈な雨が降ったそうです。
岐阜 一時間に80ミリ以上の雨
西日本と東日本、それに東北では大気の状態が不安定になり、15日夜、岐阜県では1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降りました。これから16日の未明にかけて、局地的に雷や突風を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は、土砂災害や川の急な増水などに警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、15日朝は、日本海沿岸に延びる前線の活動が活発になり、山口県では、明け方から朝にかけて断続的に非常に激しい雨が降りました。その後、前線の活動は弱まりましたが、南から湿った空気が流れ込んで夕方以降、近畿から東北にかけての各地で、大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。午後9時までの1時間には、岐阜県八百津町の伽藍で54.5ミリの非常に激しい雨を観測したほか、福島県浪江町の津島で34.5ミリの雨が降りました。また、岐阜県多治見市では午後7時10分までの1時間に83ミリの猛烈な雨を観測しました。
2010/07/15/NHK
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