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2010.04.07

戦争を知らない子供たち/北山 修

イデオロギーは嫌いだ。それを信じていた者を裏切るから。…

という言葉がふと頭に浮かびました。この言葉、学生時代に読んだ北山 修の「戦争を知らない子供たち」に書かれていたんじゃなかたかと思ったんだけど、確かめようにも本を失くしてしまって確かめようがありませんでした。

それで、買おうと amazon.co.jp で探すとどうやら絶版になっているようで、amazon のマーケットプレイスで中古本を買いました。

何十年か振りに読み返してみると、う~ん、真面目に尖がっているなぁ。大人の社会、世間の常識に挑戦しています。読んでいて少しだけ気恥ずかしくなったりして。

青年の自分と中年の自分が読んでみると随分感じ方が違うものですね。

読み進めるうちに、バンクーバーオリンピックの男子スノーボード・ハーフパイプに日本から出場した青年のことが思い浮かびました。服装や挨拶の仕方で批判をされたんだけど、若者はいつの時代も常識的な大人からとやかく言われ反発するものなのか…

で、冒頭の言葉、「戦争を知らない子供たち」の中にはありませんでした。どこに書かれていたのか、どんな文脈の中で登場したのか、今のところ不明です。

戦争を知らない子供たち/北山 修

本戦争を知らない子供たち
北山 修(Kitayama Osamu)/角川書店(角川文庫)/1971

書籍の紹介一覧 B0111

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※ 「おすすめ度」は、Amazon.co.jpのカスタマーレビューにおけるおすすめ度です。

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コメント

山の彼方の空遠くさん、情報ありがとうございます。

「さすらいびとの子守歌」を僕は読んだことがあるかもしれません。そうだとしても随分昔のことで忘れてしまいました

多分、絶版でしょうね。でも、探してみます。

投稿: Kaze | 2011.04.20 22:16

お探しのフレーズは、同氏著の「さすらいびとの子守歌」の冒頭、「出発の詩」であろうと思います。モノクロカラー写真、ご本人が草むらに座っている画像の上部に約3ページぐらいにわたりこの詩があったと思います。
たしか、カールブッセの話もありました。
いずれにせよ廃刊になっているでしょうが、御興味がおありなら探してみられるのも良いかもしれません。
同時期あたりに発売された「ピエロの唄」という歌集もありました。

北山氏の検索より偶然こちらに立ち寄りました。突然のコメント記入、失礼致しました。

投稿: 山の彼方の空遠く | 2011.04.20 16:51

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