スペースシャトルの落日/松浦晋也
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山崎直子さんが搭乗したスペースシャトル・ミッション STS-131 が終わると、スペースシャトルのミッションは残り3回を残すのみです。
シャトル退役後はロシアの宇宙船ソユーズのみが地球と国際宇宙ステーション(ISS)との宇宙飛行士の往復手段となります。そう言えば、今、ISSに長期滞在中の野口聡一さんは、ソユーズでISSに行ったんだっけ。
関連エントリー:新種のサンタクロースを見つけた! - ソユーズが国際宇宙ステーションにドッキングした (2009.12.23)
松浦晋也の「スペースシャトルの落日」は、ISSが運用されている段階で、米国は何故、スペースシャトルを退役させたのかが書かれています。
スペースシャトルは、宇宙へ行くオービターと打ち上げの初期の推進力を得るための2本の固体ロケットブースターを再利用することによって、安いコストでの運用を可能とする計画でした。
そのことによる技術的な弱点や政策的な思惑が加わって、逆に高コスト体質になり、お金がかかりすぎるということで退役になってしまったようです。

・ Visual Dictionary Online ”SPACE SHUTTLE AT TAKEOFF” から引用
三角翼を持ったオービターが搭乗した時は、その白い機体とあいまって、スタートレックのエンタープライズ号とイメージが重なり、僕は近未来的な印象を持ったんだけど、様々な問題を内包していたんですね。
スペースシャトルやこれからの宇宙開発の一面を知る上で、以前紹介した若田光一さんの「国際宇宙ステーションとはなにか」と併せて読むと面白いかもしれません。
[増補] スペースシャトルの落日
松浦晋也(Matsuura Shinya)/筑摩書房(ちくま文庫)/2010
・ 書籍の紹介一覧 B0112
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