第3代南極観測船「しらせ」の終の住み処が見つかったんだ
先日、ゆりかもめの車窓から、船の科学館に係留された初代南極観測船「宗谷」をながめながら、3代目の「しらせ」はスクラップにされちゃうんだなとぼんやり思っていました。
関連エントリー:3代目南極観測船「しらせ」は解体されてしまうんだ (2008.10.29)
その3代目の「しらせ」も「宗谷」や「ふじ」と同じように終の住み処が決まったようです。読売新聞が報じていました。
記事によると3代目の「しらせ」は、ウェザーニューズが引き取り船橋港で気象観測や地球環境の情報発信基地として使われるようです。
ウェザーニューズのサイトにアクセスしてみると、去年の11月にこのことについてリリースしました。
知らなかった
「しらせ」や南極観測船とは縁もゆかりもないけれど、なぜかうれしいニュースです。
初代「しらせ」ウェザーニューズ社に移籍
老朽化のため退役した南極観測船「しらせ」が10日、神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地で、民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」に引き渡された。
「宗谷」「ふじ」に続く3代目の観測船として、1983年から観測隊の活動を支えてきたが、2008年7月に退役。くず鉄相場の暴落で解体処分もままならなかったが、再度の引受先募集で同社に決まった。
今後は、千葉県船橋市の船橋港に係留され、気象観測や地球環境の情報発信などを行う「SHIRASE」として「第二の人生」を送る。
2010/02/10/読売新聞
南極観測船・先代「しらせ」の「第2の船出」を皆様と共に SHIRASE -「地球環境」の交信・共創の場に-
株式会社ウェザーニューズ(代表 草開千仁、本社 東京都港区)は、長年にわたり南極観測、地球環境の観測に貢献してきた南極観測船・先代「しらせ」の保存活用に関する再公募に応募していましたが、検討委員会による審査の結果、本日選定先に決定しました。当社では、日本の資産とも言える先代「しらせ」を、気候変動・地球環境をグローバルに広く交信・共創する実践の場“SHIRASE”として、新たなテーマをもった生きた存在として再生していきたいと考えています。
2009/11/09/ウェザーニューズ
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