火星と月
昨日、火星が地球に再接近したそうです。数日前のナショナルジオグラフィック ニュースの記事で知りました。
国立天文台天文情報センター暦計算室のサイトで調べると、20時頃、静岡では東の空に火星が見えるとのこと。
明日、満月になる月も同じ方向に見えるので、EOS Kiss D-Xと60mmマクロレンズで撮ってみました。
・ 火星と月 2010.01.29 19:57 静岡市葵区
左下隅の白い点が火星、右上隅の大きな白い丸が月です。肉眼では火星は赤っぽく見えるのだけど、月の明るさに引っ張られて白くなってしまいました。
赤く怪しく輝く火星、といった雰囲気で撮りたかったんだけど、素人に星の写真は難しいね。
火星が 28日に最接近、観察に最適
火星はいま徐々に地球に近づいており、その姿も大きさを増している。今回のように火星の観測に適した機会が次に訪れるのは2014年だ。
ここ数ヶ月間、火星は夜になると東の空に昇り、赤い恒星のように見えている。1月28日には地球から9800万キロ圏内を通過する。望遠鏡があれば火星の地表を十分観測できる距離である。
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また、1月30日に火星は衝(しょう)の位置に入り、ちょうど太陽が西に沈むころに火星が東の空から昇るため、火星を一晩中見ることができる。「衝になると、火星は地球から見て太陽と正反対の位置に来る。太陽系を上から見ると、太陽と地球と火星が一直線上に並ぶことになる」。衝の夜には火星は満月のすぐそばに見え、寄り添いながら夜空を横切る姿がこの天体ショーに華を添える。
火星と地球の軌道は真円でなく長めの楕円であるため、火星と地球の軌道の間隔は一定ではない。また、公転周期の違いから火星はほぼ2年ごとに地球に接近する。
2003年8月、火星はこの6万年間で最も地球に接近し、地球からわずか5600万キロの距離を通過した。天文ファンには見ごたえのある宇宙ショーだったが、「火星が満月と同じ大きさに見える」という悪ふざけメールも飛び交ったようだ。
今年の接近はそこまで地球に近づく大接近ではないが、それでも今回の小接近飛には、火星を肉眼でも簡単に見つけられるという特徴があるとシン氏は指摘する。「夜空を見上げると、月とシリウスの次に火星が明るく見える。ただ空を眺めるだけで済むのだから、是非外に出て見て欲しい」。
2010/01/26/ナショナルジオグラフィック ニュース
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