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2009.12.30

ウイルスたちの秘められた生活/ウエイン・ビドル

この本の邦題は、「ウイルスたちの秘められた生活 ー 決定版ウイルス百科 - 」となっているけれど、原題に'GERMS'とあるように、ウイルスばかりではなく細菌や菌をはじめ、病原性のある生物などが幅広く扱われています。

74種類の病原体について、病原性や歴史的、社会的影響がコンパクトに時にユーモアを交えて書かれているので、読みやすいです。

著者が序文に書くように、様々な病原体に関する知識を持っていることは必要だよね。

本書は安易な自己診断を約束するものではなく、多少とも知識があるほうがゼロよりは常にましだという絶対の確信にもとづくものである。
ウイルスたちの秘められた生活/ウエイン・ビドル P24

この本から詳しい知識は得られないけれど、感染症が話題になった時、最初に開いてみる一冊だと思います。

本ウイルスたちの秘められた生活 - 決定版ウイルス百科 - (A FIELD GUIDE TO GERMS)
Wayne Biddle/春日倫子(Kasuga Noriko)(訳)/角川書店(角川文庫)/2009

書籍の紹介一覧 B0107

・ MediaMarker

ウイルスたちの秘められた生活
ウエイン ビドル
角川書店(角川グループパブリッシング) ( 2009-09-25 )
ISBN: 9784042982012
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

※ 「おすすめ度」は、Amazon.co.jpのカスタマーレビューにおけるおすすめ度です。

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バイキンは傷などの進入口のない皮膚からはなかなか侵入することはできません。ところが口や鼻、ノドの粘膜などは、気道や消化管などに通じているのでばい菌が大変侵入しやすい場所で侵入経路として、バイ菌にとって非常に重要です。また、普通は菌のいないはずの肺への入り口にもなりかねません。つまり感染しないためにも、手洗い・うがいは欠かす事ができません。ぱっと見て、一見きれいに見える手でも、菌はたくさんついています。手にはもと�... [続きを読む]

受信: 2010.01.28 13:15

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