ミンガス/ジョニ・ミッチェル
ボーカル中心のアルバムを余り聴かない僕にとって、ジョニ・ミッチェルは名前くらいししか知らない存在でした。
それが、何故、彼女の「ミンガス」に興味を持ったかといえば、ジャコ・パストリアスやウェイン・ショーターが参加していたからです。
「ミンガス」は、アルバム副題の ”IN MEMORY OF CHARLES MINGUS 1922-1979”となっているようにチャールス・ミンガスを偲んで発表されたものです。
ライナーノートを読むと、そもそもは、ミンガスがミッチェルの才能を気に入って、共同で作品を作ろうとしたらしい。
でも、ミンガスがその年に亡くなってしまったため、追悼アルバムのような形で発表されたんだね。
ミンガスと彼の奥さんのコミカルな会話が挿入されたりしていて、アットホームな感じもする、どちらかといえば落ち着いた印象のアルバムです。
それにしてもジャコのベースとミッチェルのボーカルをベースに、時々、ショーターの美しいソプラノサキソフォンがからみゾクゾクします。
全体をコントロールするジャコのアレンジも流石です。
MINGUS - IN MEMORY OF CHARLES MINGUS 1922-1979 -
Joni Michell(g,vo) Jaco Pastorius(b,arr) Wayne Shorter(ss) Harbie Hancok(key) Peter Erskines(ds) Don Alias(per) Emil Richards(per) Woives
Joni Michell/ASYLUM/1979
01. Happy Birthday 1975 (Rap)
02. God Must Be a Boogie Man
03. Funeral (Rap)
04. A Chair in the Sky
05. Wolf That Lives in Lindsey
06. I's a Muggin' (Rap)
07. Sweet Sucker Dance
08. Coin in the Pocket (Rap)
09. The Dry Cleaner from des Moines
10. Lucky (Rap)
11. Goodbye Pork Pie Hat
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