入国前の日本人3人がインフルエンザA/H1N1に感染
成田で入国前の日本人3人が、世界に広がっているインフルエンザA/H1N1に感染していたそうです。共同通信が報じています。
下の表は、WHO公表(Influenza A(H1N1) - update 22)の5月8日現在のインフルエンザA/H1N1の国別の患者数と死亡者数をまとめたものです。日本の3人も追って追加されると思います。
今回は検疫の段階で発見され国内にウイルスは侵入していないけれど、検疫がウイルスの潜伏期間にあたることもあるし、いずれ国内でも感染者がでるのだろうね。
まあ、今回のH1N1は病原性がそれほど強くないし、タミフルやリレンザも効果があるというから、冷静に対応すればいいのでしょう。
このウイルスが冬のインフルエンザ流行期に発生した場合、同じ亜型のH1N1(Aソ連型)と一般での見極めが難しいんだろうな。
人の中で感染を繰り返し、これからどんな変異をしていくのだろう。
新型インフル、日本初の感染者確認 大阪の高校生ら3人
厚生労働省は9日、成田空港で日本初の新型インフルエンザ感染者が確認されたと発表した。大阪府在住の男子高校生2人と40代の男性教諭の計3人で、4月末からカナダのオークビルに短期留学で滞在し、8日に米デトロイトから成田に到着した。
3人は到着後の機内検疫で感染の疑いが判明、感染症指定医療機関の成田赤十字病院(千葉県成田市)に搬送、隔離された。国立感染症研究所の検査の結果、新型ウイルスに陽性反応を示し、感染が確定した。入国前の検疫の段階ながら、日本で感染者が確認されたのは初めて。
厚労省は「水際で発見、隔離したため入国扱いにならず、国内での発生とは見なさない」としているが、新型インフルエンザが日本でも広がる事態が迫っていることが浮き彫りになった形だ。
厚労省によると、男子高校生ら3人は、8日午後4時半ごろ、デトロイト発のノースウエスト便で成田空港に到着。発熱やせきなどの症状があるという。簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応が出たため、感染研などで詳しく調べていた。
短期留学には、感染が確認された高校生や教諭を含め計36人が参加していた。同機には乗客乗員計410人が搭乗。うち同行の高校関係者を含む49人が待機している。
日本人の新型感染は、8日に明らかになった米国イリノイ州シカゴ在住の男児(6)が初。今回の3人が確認されたことで計4人となった。
2009/05/09/共同通信
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