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2009.05.18

新たなインフルエンザA/H1N1の国内での感染が確認された

新たなインフルエンザA/H1N1の感染が世界で広がっていますね。
WHOの「Influenza A(H1N1) - update 31」によると、5月17日現在、39ヶ国 感染者 8,480人 致死率 0.8%となっています。感染者は日々増加しています。

インフルエンザA(H1N1)の国別感染者数と死亡者数(2009.05.17現在)/WHO

日本でも国内での感染が確認され、引用した共同通信の記事では21人となっていますが、その後、その数は増えています。まあ、検疫をすり抜けてウイルスが国内に進入することは、最初から想定されていたのでしょうから、国内での感染は遅かれ早かれのことなのでしょうね。

最初にWHOが今回のA/H1N1の発生をアナウンスしたのが4月24日、海外から感染した人が帰国したのが5月8日です。

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そして、国内での感染者数の増加。もしかしたら、ウイルスは水際での検疫が始まる前に日本に入り込んでいたのかもしれないね。
今回のH1N1は病原性はそれほど強くないといわれているから、普通のインフルエンザとして治療されていたという可能性はないのかな。簡易キットではA型までしかわからないし。
まあ、いずれ感染経路がわかってくると思うけれど。

鳥インフルエンザH5N1に比べ今回のウイルスは今のところ病原性は低いから、今後、感染が拡大すれば普通のインフルエンザと同様の対応になるのだろうか。

引用文国内感染2府県21人に 新型インフル、学校単位で拡大か
厚生労働省は17日、大阪府内の同じ高校に通う生徒9人の新型インフルエンザ感染が、国立感染症研究所の確定検査で確認されたと発表した。大阪府で初の確認。神戸市も同日、新たに高校生4人の感染を発表。水際の検疫を除く国内感染者は、2府県で高校生ばかり計21人となった。
大阪の9人は私立関西大倉高校(大阪府茨木市)の1-3年の男子6人、女子3人。同校によると、11日ごろから校内でインフルエンザが流行し、欠席が続出していた。前日の8人と合わせて12人となった神戸の感染者も兵庫県立高校2校の生徒で、学校単位で集団感染が起きた可能性が高まっている。
府によると、9人は茨木市に4人、吹田市に3人、豊中市と大阪市に1人ずつ居住。13日から15日にかけて熱やのどの痛みを訴え、医療機関で受診し入院中。いずれも海外渡航歴はない。
関西大倉高校によると、今月に入り発熱などで生徒143人が欠席。体調不良を訴える教職員も相次いでいた。同校は18日から23日まで学校閉鎖する。
府内で初の感染確認を受け、大阪府の橋下徹知事は17日午前、対策本部会議を開催し、一部の学校に臨時休校を要請するほか、映画館などにも休業を要請することを確認した。
神戸市で新たに確認された4人は、県立神戸高校2-3年の男子3人と女子1人。うち男子2人は、前日感染が確認された3年の男子生徒と同じバレーボール部員。
2009/04/17/共同通信

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