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2009.02.05

景気のいい話も少しずつ出てきたね

不景気一色の報道の中、多くの人が思っていたことかもしれないけれど、僕は、景気の悪い中においても業績のいい企業だってあるんじゃないかと思っていました。

このところ、東京から夕方の新幹線に乗ると混んでいることが結構あります。時間帯や曜日にもよるのでしょうが、僕がよく利用する平日の17時~19時台の静岡に停まるひかりは、東京駅で満席、静岡まで立っている人がいることも珍しくありません。
そして、混雑した新幹線の中で、こだまよりも静岡までひかりを利用する人が多くなったのだろうか?とか、景気が悪いて本当だろうか?とか、根拠のない思いをしばしばめぐらせています。

今日の朝日新聞の一面は、景気の悪い話と良い話の両方が掲載されています。

朝日新聞 2008.02.05 朝刊 一面
・ 朝日新聞 2008.02.05 朝刊 一面

それで、少しネットで調べてみると、12月期の決算が公表される時期なのか、いくつかの景気のいい話を見つけることができました。

ひとつは、ユニクロ(朝日新聞)、もうひとつは、サントリー(読売新聞)、そして朝日新聞にも載っていたマクドナルド(読売新聞)です。丹念に経済記事を探せば、もっとあるかもしれません。

これら企業の好調な成績が一時的なものなのか否かはわかりませんが、雇用を含めて経済にミスマッチがおきているのかなあ?

引用文ファーストリテ、ユニクロの1月既存店売上高は+5.7%
ファーストリテイリングが3日発表した1月の国内ユニクロ事業の既存店売上高は前年比5.7%増で、3カ月連続の増加となった。12月の同10.3%増からはプラス幅が縮小したものの、春物商品の売上が順調に立ち上がったことから前年を上回ったという。客単価は前年比0.3減となった。
2009/02/03/朝日新聞

引用文ビール好調、サントリー最高益
「金麦」販売2.3倍増…08年12月期
サントリーが3日発表した2008年12月期連結決算は、好調なビール事業に支えられ、売上高が前期比1.2%増の1兆5129億円、経常利益が4.6%増の792億円、税引き後利益が33.2%増の320億円となり、いずれも過去最高だった。
他のビール大手が昨年春に値上げする中、9月まで値上げを先送りした結果、高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」の販売数量が2割増、第3のビール「金麦」が2.3倍と大幅に伸びた。ビール事業の営業利益は30億円で、1963年の事業参入以来初めて黒字化した。さらに、物流コストや販売促進費の削減で包装材など原材料費の増加をカバーした。
2009/02/04/読売新聞

引用文バリュー当たった 売上高最高 マクドナルド
日本マクドナルドホールディングスが4日発表した2008年12月期連結決算は、1971年の創業以来、過去最高の売上高を記録した。税引き後利益も、2001年の上場後で、過去最高益となった。売上高は、前期比2.9%増の4063億円、税引き後利益は58.5%増の123億円だった。
05年に始めた100円~120円の「バリューメニュー」の売上個数が前期比25%増のヒットとなった。特に08年2月に発売した、120円と低価格ながら本格志向の「プレミアムローストコーヒー」が中高年男性の人気を呼んだ。この結果、新規出店が収益を押し上げる効果を除いた既存店ベースの客数、売上高ともに4%増えた。
2009/02/05/読売新聞

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