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2009.01.24

リレンザの実物を初めて見ました

インフルエンザが流行していて、身近なところでも感染者がでました。診断の結果、A型インフルエンザということで、リレンザが処方されました。

タミフルに対して、A/H1N1亜型ウイルスがかなりの割合で耐性をつけているようですが、そのことを受けてリレンザが処方されたのかわかりません。
ただ、21日付けの時事通信が報じていように、簡易診断ではわかるのはA型までで、亜型はわからない(H1N1,H2N2,H3N2の判別)そうだから、現場の医師はタミフルかリレンザか、処方に迷うでしょうね。

僕は、以前、インフルエンザに感染したときタミフルが処方されたので、タミフルは見たことがありました。

関連エントリー:インフルエンザに感染したかも (2006.01.27)

ただ、リレンザについては、これまで話題になっても実物を見るのは初めてです。

リレンザ 抗インフルエンザウイルス剤 ザナビル水和剤 ドライパウダーインフェラー
・ リレンザ

リレンザは、吸入して身体に薬を取り込むと聞いていましたが、どうやるのだろうと、これまで疑問に思っていました。で、実物を見て納得しました。上手くできていますね。

上の写真の左側にあるのが吸入器とそのキャップです。右下の丸い銀色のものがリレンザで、4つのくぼみにリレンザが入っています。

タミフル オセルタミビル
・ タミフル

タミフルが一般的なカプセル剤なのに対して、リレンザは少し変わった使い方をするので、下のA3版の吸入方法の説明書がついていました。

リレンザの吸入説明

関連エントリー:タミフル耐性インフルエンザウイルスに関する厚生労働省の中間報告 (2009.01.21)


引用文1週間で倍増、新たに12都県=タミフル耐性、いずれもAソ連型-感染研
治療薬タミフルに耐性を持つインフルエンザウイルスが新たに12都県で確認されたことが21日、国立感染症研究所などの調査で分かった。厚生労働省が既に発表した調査と合わせると23都道府県に上り、その数は1週間で倍増した。
耐性ウイルスはいずれも、国内で流行している3種類のうち36%を占めるAソ連型(H1N1)。感染研は「耐性ウイルスが全国に広くまん延していると推測され、今冬大規模な流行が懸念される」と注意を呼び掛けた。
同省は16日、耐性ウイルスの急増について初公表。8日までに11都道府県で耐性ウイルスが確認されたとした。うち東京都については神奈川県と取り違えたとして21日に訂正した。
感染研によると、16日までに18道府県から52人分のAソ連型の検体が提出され、うち51人分(98%)で耐性を確認した。このほか、地方衛生研究所や関連施設が独自に調査した結果、感染研で確認されなかった青森や東京、和歌山、福岡、宮崎の5都県で、Aソ連型の検体すべてが耐性だったという。
耐性ウイルスには「リレンザ」が有効とされる。医療現場で使うインフルエンザ迅速診断キットではA型かB型かの判別は可能だが、Aソ連型かA香港型かまでの判別はできないため、治療薬をめぐり医療現場で混乱も予想されるという。
2009/02/21/時事通信

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» VQ1015 を持って博多〜小倉へ。そしてインフルエンザ。 [対馬の息子ブログ]
この週末は久しぶりに対馬を離れ、用事で小倉まで行ってきました。 インフルエンザが [続きを読む]

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