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2009.01.29

「人類滅亡へのカウントダウン」か・・・

テレビを観ていたら、「感染列島」という映画のCFをやっていました。
新型インフルエンザの発生が心配されているし、未知の生物と人間の戦いは映画のテーマのひとつだから、「感染列島」は作られたのでしょう。
僕はこの映画を観ていないので、内容については云々できません。

ただ、CFで使われている「人類滅亡へのカウントダウン」は、凄い表現だなあと思いました。
勿論、フィクションの世界だし、集客のための宣伝だということは理解できます。

映画 「感染列島」のCFの一場面
・ 映画 「感染列島」のCFの一場面/「感染列島」のサイトから引用

現実の世界では、人類を滅亡させてしまう感染生物はあるのだろうか

現在、一番注目されているのは、新型インフルエンザ、中でも鳥インフルエンザH5N1亜型の変異です。
僕は、新型インフルエンザに興味があって、このブログのカテゴリー「ウイルス、細菌、微生物」に折に触れてエントリーを書いてきました。

WHOの資料によると、その鳥インフルエンザH5N1で、2003年から2009年1月27日までに、15ヶ国で403人が感染し63%の254人の方が亡くなられています。

鳥インフルエンザ(A/H5N1)の国別患者数と死亡者数(2009.01.27現在)/WHO

とても高い致死率です。でも、残りの37%の人は、予後がどのような状態かはわかりませんが、回復しています。

1月17日の「厚労省がタミフル耐性インフルエンザウイルスの調査をするそうです」に書きましたが、この回復された方は何故回復したのかに興味があります。
タミフルが感染初期に投与されて功を奏したのか…
もしかしたら、H5N1に耐性を持っている人がいたんじゃないか…

人類は自然界の感染生物との戦いの中で、必ず生き残る人がいて、パンデミックの後、その人たちが、感染生物と折り合いをつけながら、それからの社会を築いてきたんじゃないか… と、「人類滅亡へのカウントダウン」という言葉から思いました。

ただ、個々のレベルでは生き残るか否か、二者択一の話だけどね

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コメント

uesugiさん、コメント、ありがとうございます。

僕は、万能ワクチンのニュース、今朝の読売新聞で知りました。実用化までクリアしなければならない問題があるようですが、新型インフルエンザ対策として期待が持てる話題ですね。

後日、このことについてブログに書きたいと思います

投稿: Kaze | 2009.01.29 22:24

こんばんは。今日のお昼頃のTVニュースであらゆるタイプのインフルエンザに効く万能ワクチンが開発されたと報じてましたね。
ネズミの実験で成功したそうですが実用化には数年かかるそうで…。間に合えばいいですけどね。

投稿: uesugi | 2009.01.29 22:02

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