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2008.11.30

0系新幹線、ラストラン

東海道新幹線からは1999年に姿を消した0系新幹線ですが、山陽新幹線からも今日を持って姿を消し、後は12月に行われる「さよなら運転」のみとなりました。

そんな日でもあり、朝から頻繁にマスメディアで0系のラストランを取り上げていました。
ニュースを聞いていて面白かったのは、キャスターにしろアナウンサーにしろコメンテーターにしろ、0系の思い出をひとつふたつ語っていること。多分、それを見ている視聴者も同じように思い出のひとつやふたつ、心の中で語っていたんじゃないだろうか。
僕もこのブログで、何度か書いてしまいました

JR西日本 0系新幹線 新倉敷駅
・ JR西日本 0系新幹線 新倉敷駅 2008.08.19

僕が初めて0系に乗ったのは、開業前の試乗会の時だったと思います。
それまでは、東京への帰省には静岡から東海道本線の特急「こだま」や準急「東海」を使っていました。当時、静岡から東京まで特急でも2時間30分くらいかかっていたと思います。
それが、新幹線だと1時間30分 子供心に「あっと言う間」とは、こう言うことを言うんだと納得したことを、今でも憶えています。

JR西日本 0系新幹線 新倉敷駅 2008.08.19

それに、あの丸い流線型の先頭車両。ウルトラマンの科学特捜隊のビートル号やスーパージェッターの流星号と重なって、未来を彷彿させるフォルムでした。

0系新幹線は、僕らに、まだ貧けれど頑張れば明るい未来が待っていることを思い描かせる、代表的な存在だったのかもしれません。
だから、「20世紀少年」や少女は0系の思い出を語ってしまうのかな

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0系のラストランを報じる朝のNHKニュースは、博多南駅(Google Map)からの中継でした。知りませんでした。博多の先の新幹線車両基地に駅があって、その間を新幹線が在来線として営業運転をしていることを

引用文夢運び44年 新幹線「0系」ラストラン、岡山を出発
「夢の超特急」といわれた初代新幹線0系の最終列車となる博多行き「こだま659号」が、30日午後2時51分に始発の岡山駅を出発した。「団子っ鼻」を思わせる独特の先頭車両で親しまれ、日本の高度経済成長を支えたが、より速い車両の登場と老朽化で44年間の営業運転を終える。
岡山駅21番ホームは約250席の自由席を求める客やラストランをカメラに収めようとするファンでごった返した。出発時には「ありがとう」と叫ぶ声がホームに響き、涙ぐむ人もいた。
64年のデビュー時は、営業運転としては世界一の時速210キロを誇り、在来線で6時間半かかっていた東京―新大阪間を4時間に短縮。翌年には3時間10分に縮めた。12月6、13、14日に実施される臨時の「さよなら運転」(全席指定)後、0系はすべて廃車となる。
2008/11/30/朝日新聞

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