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2008.10.29

3代目南極観測船「しらせ」は解体されてしまうんだ

2007.12.18のエントリーで、4代目の南極観測船の名前が「しらせ」に決まったことを書いたけれど、退役した3代目「しらせ」は、資金面などで引取先がなく解体されてしまうんだ。

初代の「宗谷」はお台場の船の科学館で、2代目の「ふじ」は名古屋港(名古屋港水族館)で、保存・展示されていることを思えば、少し淋しいですね。

引用文南極観測船「しらせ」解体へ 資金面などで保存維持困難
文部科学省は24日、老朽化のため今年引退した南極観測船「しらせ」を解体すると発表した。民間などに後利用の受け入れ先を募ってきたが、技術や資金面から保存維持は難しいと判断した。いかりや看板など一部の船体部品は記念品として展示活用を図る。
同日開いた政府の南極地域観測統合推進本部(本部長・塩谷立文部科学相)の連絡会が解体を正式に決定した。しらせを運用する防衛省が年内にも解体業者に払い下げる。
3代目の南極観測船しらせは1983年から25回の南極航海で老朽化が進み、今年7月に引退した。文科省は保存に向けて後利用先を公募、広島県の企業を中心とするグループなどが最終候補に残った。ただ、長期間保存するには資金計画などが不十分で、観測船を係留する際の安全性などに問題があるとして、保存利用を断念した。
2008/10/24/日本経済新聞

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