鳥取ではインフルエンザウイルスA/H1N1の30%がタミフル耐性
2008.02.29のエントリー「タミフル耐性のインフルエンザウイルスの集団感染が国内で確認された」で、国内で初めてタミフル耐性のA型インフルエンザH1N1亜型(ソ連風邪)が確認されたことを紹介しました。
このタミフル耐性ウイルスは、横浜市での限定的な発生だと思っていたら、全国でも3%程度見つかっているようです。読売新聞が報じています。
特に高いのは鳥取県が30%と高率のようですが、インフルエンザウイルスが耐性を獲得するスピード、速いですね ![]()
もし、この株のH1N1が流行したら、この株のほとんどがタミフルに対する耐性を獲得しているんだろうなあ。
でも、いつか新型インフルエンザが登場したとき、このウイルスがタミフル耐性だとしたら、こちらのほうが怖い話です。
それまでに、複数の治療方法などが実用化されているといいですね。
「タミフル耐性」インフルウイルス、鳥取で高頻度…拡大警戒
治療薬「タミフル」が効かないインフルエンザウイルスが昨冬、鳥取県で30%以上という高頻度で見つかっていることが20日、国立感染症研究所の緊急調査で判明した。
26日から岡山市で開かれる日本ウイルス学会で発表される。今冬以降、全国的に広がっていく可能性もあり、同研究所では引き続き監視が必要とみている。
同研究所では昨冬、欧州を中心に耐性ウイルスが急速に広まっているため緊急調査を実施。全国の地方衛生研究所から送られてきたソ連型ウイルス(H1N1)1544株について、耐性株かどうかを調べた。
その結果、全体では2.8%にあたる44株が耐性株だったが、鳥取県だけは68株のうち22株(32%)と、耐性ウイルスの割合が特に高かった。隣接している島根県(1.2%)や兵庫県(7.5%)では1割以下だった。
タミフル耐性ウイルスは昨年11月以降、欧州を中心に世界中に流行が拡大。ノルウェーの67%をはじめ、欧州諸国全体で20%以上を占め、南アフリカなどではソ連型ウイルスのほぼすべてが耐性ウイルスになっている。
鳥取県の耐性ウイルスは、主に小学生から分離した。欧州と米国でそれぞれ流行しているタイプが、同時に流行した可能性が高いという。
2008/10/21/読売新聞
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 富士宮市の養豚場で豚熱が発生(2026.03.13)
- 2026年3月30日にNHK AMラジオが2波から1波に(2026.02.24)
- 新サッカースタジアム建設に一歩前進 JR清水駅東口のENEOS跡地の一部の購入を静岡市が決定(2026.02.17)
- 「ちきゅう」がレアアース泥を回収(2026.02.03)
- 今年は最も暑い夏になる?(2026.01.28)
「ウイルス、細菌、微生物」カテゴリの記事
- はしかは一度かかると免疫ができるのかな(2026.04.14)
- 2025/'26シーズンのインフルエンザは収束に向かっています(2026.03.19)
- 富士宮市の養豚場で豚熱が発生(2026.03.13)
- インフルエンザは少し減少しましたが依然高い水準にあります(2026.02.23)
- インフルエンザが再び増加 A/H3N2からB/ビクトリア系に(2026.02.16)

コメント