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2008.10.09

9,203円の日経平均株価、日本人4人がノーベル物理学賞と化学賞を受賞

9月30日のエントリーに、日経株価平均が今年最安値の11,260円になったと書いたけれど、昨日の株価は1万円を割り込み9,203円と安値を更新しました。

2008年の日経株価平均の推移(2008.01.04~09.30)
※ グラフの青いラインは、今年の1月5日の朝日新聞の朝刊に、<株価の低迷「春過ぎまで」-専門家見通し 為替、動揺続く恐れ>という見出しで、7人の専門家が予想する2008年の日経平均株価の1年を通じた安値と高値を予測したものです。上の青いラインが7人の予想の高値の中の最大値、下の青いラインが安値の中の最小値。
・ 参照エントリー:株価の予想は専門家でも難しいんだね (2008.01.28)
※ 日経平均株価は、インフォシーク/楽天 | マネーの日経平均株価のデータを使っています。

株価が下がるリスクは、投資家には当たり前のことで、それほど騒ぐことではないのかもしれません。バブル経済の崩壊の記憶だって残っているしね。
でも、株に縁のない僕の生活にも、めぐりめぐって影響してくることだから、やりきれないですね

株価と肩を並べているのは、日本人がノーベル物理学賞と化学賞の受賞をしたニュースです。
理論科学の世界での受賞、凄いね

でも、化学賞の緑色蛍光たんぱく質の解明の下村さんの研究はおぼろげながら、その凄さがわかるような気がします。(あくまで気がするだけです)
でも、物理学賞の南部さん、小林さん、益川さんの研究、まったく歯が立ちません。素粒子とかクォークとか・・・。その凄さを理解できない、僕の浅学菲才が悲しい とほほ。

引用文日経平均終値、952円安の9203円 下落率は過去3番目
8日の東京株式市場で日経平均株価が急落し、終値は前日比952円58銭(9.38%)安の9203円32銭と、2003年6月以来5年4カ月ぶりの安値になった。下落率としては1987年10月のブラックマンデー(14.9%安)、1953年3月のスターリン暴落(10%安)に次ぐ過去3番目で、下落幅は過去18番目。前日の米国株安を受け、トヨタ自動車やソニーなど主力の国際優良株を中心に全面安の展開。米金融危機に対する政府の対応が不十分との見方や、実体経済への影響を悲観する見方が強まった。世界の株価連鎖安に歯止めがかからなくなってきた。
東京証券取引所第1部の約96%の銘柄が値下がりし、日経平均株価採用の225銘柄のうち東京電力以外はすべて下落した。
2008/10/08/日本経済新聞

引用文ノーベル物理学賞、素粒子研究の日本人3氏に
スウェーデン王立科学アカデミーは7日、今年のノーベル物理学賞を、素粒子物理学の理論づくりに貢献した米シカゴ大名誉教授で大阪市立大名誉教授の南部陽一郎氏(87)と、新たな基本粒子の存在を共同で提唱した高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)名誉教授の小林誠氏(64)と京都大名誉教授で京都産業大理学部教授の益川敏英氏(68)の日本人計3人に贈ると発表した。日本人が一つの賞で同時受賞するのは初めて。
2008/10/07/朝日新聞

引用文ノーベル化学賞に海洋生物学者の下村脩さん
スウェーデンの王立科学アカデミーは8日、今年のノーベル化学賞を米ウッズホール海洋生物学研究所・元上席研究員の下村脩(おさむ)さん(80)と米国の研究者2氏の計3人に贈ると発表した。下村さんは、オワンクラゲの発光の仕組みを解明する過程で、緑色蛍光たんぱく質(GFP)を分離し、その構造を解明した。GFPは、生命科学の研究で、細胞内で動く分子にくっつけて追跡する便利な「道具」として世界中の研究者に使われている。
2008/10/08/朝日新聞

追記 2008.10.09
タイトルに「日本人4人」と書いたけれど、正確には3人でした。南部陽一郎さんは、1970年に米国籍を取得していました。

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