レギュラーガソリンが183円
レギュラーガソリンの7月7日時点の全国平均の価格が、リッター当たり181.5円になったという石油情報センターの調査結果を、日本経済新聞が報じていました。
今日、何時も利用しているセルフ式のガソリンスタンド(静岡市葵区)で給油したら、レギュラーガソリンの店頭表示価格は、リッター当たり183円になっていました。
前回、6月下旬に給油した時は、173円だったから、月をまたいで10円の値上がりです。
・ 関連エントリー:来月からレギュラーガソリンが180円台に!(2008.06.28)
そして、図1が、そのガソリンスタンドのレギュラーガソリンの価格の推移です。
まあ、図2のように原油価格が上昇基調にあるから、ガソリンの値上げも仕方のないことかもしれません。
参照:The Energy Information Administration (EIA) - Petroleum - Spot Prices
ところで、ガソリンの値上げにより車を利用する機会が減り、首都高速道路の渋滞が緩和しているとのこと。同じく日本経済新聞が報じていました。
前年度末、租税特別措置法の期限切れにともない、揮発油税と地方道路税の暫定部分が徴税問題で国会がすったもんだしていました。
その時の自由民主党の暫定部分をはずせないひとつの理由として、ガソリンの価格が下がると車を利用するようになり、気候変動対策に逆行するようなことを言っていました。
なんか、論点のすり替えのような気がしていたけれど、ガソリン価格の上昇により渋滞が緩和された現象は、それはそれで、その言い分もありなのかなと思ったりもしました。
レギュラーガソリンの店頭価格、初の180円台に
石油情報センターが9日まとめた調査によると、7日時点のレギュラーガソリンの給油所店頭価格(全国平均)は前週比9.5円高い1リットル 181.5円だった。1987年の調査開始以来、初めて180円台に乗せた。原油価格の高騰で石油元売り各社が卸値を引き上げたため。7―8月は行楽シーズンで最需要期を迎えるが、消費者の買い控えも強まりそう。
同センターの調査前では、総理府(現内閣府)の調査で第2次オイルショック後の1982年につけた177円(東京都区部平均)が最も高かった。レギュラーは地域別では37都道府県で180円台に乗せた。ハイオクガソリンは同じく9.5円上昇して192.4円となり、初めて190円を突破した。
2008/07/09/日本経済新聞
ガソリン高で車利用手控え、渋滞緩む 首都高は2割減少
ガソリン価格高騰の影響でクルマを利用する人が減っている。東京都心の首都高速道路の渋滞は1年前より2割減少し、所要時間が4割短くなった区間もある。ノロノロ運転が慢性的だった「首都の動脈」は一変した。ヒトやモノを運ぶクルマの利用が減っていることは、経済活動の鈍化や、長引く景気の停滞も映し出している。
首都高速道路会社は、時速20キロ以下の走行を強いられる込み具合を渋滞と定義。全線の約7割を占める「東京線」について、最も混雑する平日午前11時の渋滞個所の総距離を調べたところ、1―3月は平均44キロと前年同期より12キロ(22%)短くなった。全路線に占める割合は約20%から約5ポイント下がった。
2008/07/12/日本経済新聞
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