ア・ブローイング・セッション/ジョニー・グリフィン
ジャズ・サキソフォンのジョニー・グリフィンさんが、7月25日に亡くなられたそうです。80歳とのこと。共同通信が報じていました。
そんな報に接して、グリフィンのレコードを聴いています。
僕は、グリフィンが参加したアルバムは何枚も持っていますが、本人名義のものはほとんど持っていません。
で、選んだのが「ア・ブローイング・セッション」、1957年に録音されたアルバムです。
ブローイングのタイトルに違わず、グリフィン、ハンク・モブレー、ジョン・コルトレーンの3人のテナーサックス、それにリー・モーガンのトランペットが加わり、ピアノはウイントン・ケリー、ドラムスはアート・ブレイキー。
ベースのポール・チェンバースが渋く演奏を締めているけれど、全編を通して明るく元気で楽しい演奏です。
これだけのメンバーが一同に会し、自由に演奏する、ジャズにとって幸せな時代だったんだなあと思います。
A Blowing Session
Lee Morgan(tp) Johnny Griffin(ts) Hank Mobley(ts) John Coltrane(ts) Wynton Kelly(p) Paul Chambers(b) Art Blakey(ds)
Johnny Griffin/Blue Note/1957
01. Way You Look Tonight
02. Ball Bearings
03. All the Things You Are
04. Smoke Stack
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J・グリフィン氏死去 ジャズ・サクソホン奏者
ジョニー・グリフィン氏(米国出身でフランス在住のジャズ・サクソホン奏者)フランス公共ラジオなどによると、25日、フランス西部ビエンヌ県の自宅で死去、80歳。死因は不明。
28年、米シカゴ生まれ。少年時代からサクソホンに親しみ、40年代半ばにライオネル・ハンプトンの楽団に参加。50年代にはアート・ブレイキーやセロニアス・モンクらと共演した。60年代からはフランスやオランダに住み、欧州で活躍。晩年も音楽活動を続け、25日夜もコンサートが予定されていた。
小柄な容姿と躍動感あふれる演奏から「リトル・ジャイアント(小さな巨人)」と呼ばれた。(パリ共同)
2008/07/27/共同通信
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