山手線の6ドア車両廃止へ
山手線の編成の1部に組み込まれている6ドア車両を、JR東日本は2012年度までに廃止するようです。asahi.comに掲載されていました。
'10年度から、ホームからの転落事故防止のための可動式の柵が順次導入され、通常の4ドアの位置の柵になるので、6ドアだと不都合なようです。
また、湘南新宿ラインなど山手線に並行する路線が増え、'13年度から東北線が上野から東京まで伸びる「東北縦貫線」の開通も予定しているなど、輸送力がアップするため、座席が収納できる6ドア車の必要性が薄くなるとのことです。
・ 山手線6ドア車両
この6ドア車、座席がたたまれていたり、出ていても貧弱だし、1車両当たりの輸送力は上がるだろうけど、たまに乗り合わせる田舎ものの僕には、少々、面食らうと言うか、奇異に感じていました。
JR山手線「座席なし」やめます あと5年で全車4扉に
JR東日本は、朝ラッシュ時に座席がなくなる山手線の「6扉車」を2012年度までに、ほかの車両と同じ4扉車にすべて置き換える。座席のない「究極の通勤電車」として登場した車両があと5年足らずで山手線から消えることになる。
首都圏のJRの通勤電車は、基本的にドアが1両の片側に4か所ある「4扉車」だが、「6扉車」のドアは片側6か所。
「6扉車」は現在、山手線11両編成のうち2両に使用され、計約100両が運行中。一度に多くの乗客が乗り降りできるようにラッシュ時に座席を壁に収納し、座席なしの車両として運行できる。混雑時にできるだけ多くの乗客を乗せることができる、いわば「究極の通勤電車」だ。1991年に、山手線で初めて本格的に導入され、現在では埼京線や東急田園都市線などでも使用されている。
2008/06/04/asahi.com
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