「かぐや」と「アポロ15号」の画像
現在、月の探索を行っている宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月周回衛星「かぐや(SELENE)」、この前は地球の入、地球の出の写真が公開されました。
今回は、1971年のアポロ15号のミッションで撮影された画像と、かぐやの地形カメラの処理画像の比較を行っています。
特に面白かったのは、15号の宇宙飛行士が月面で撮った写真と、かぐやの地形カメラの画像を15号の撮影位置からの画像に処理したものの比較です。
かぐやの画像は、宇宙飛行士が撮った写真よりも解像度が低いけれど、地形の輪郭はほぼ一致しています。
これは、かぐやの地形カメラの画像を宇宙飛行士の位置からコンピュータで処理し、実際の宇宙飛行士の位置から撮った写真とほとんど一致していることにより、画像処理の正確さを示しめすものと思います。
ただね。アポロ計画の月面の映像は、実は屋内で撮影した偽映像だったという、なんともオカシナ話を思い出したのは僕だけだろうか?
月周回衛星「かぐや(SELENE)」の地形カメラによるアポロ15号の噴射跡の確認について
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、月周回衛星「かぐや(SELENE)」に搭載している地形カメラ(TC)の観測データに基づき作成した立体視画像により、アポロ15号※1のエンジンの噴射によって生じた「ハロー」と呼ばれる噴射跡と考えられるものを確認しました。
この画像は、平成20年2月24日に地形カメラがアポロ15号の着陸地点(雨の海を取り囲むアペニン山脈の麓、ハドレー谷付近)を観測したデータを、研究者チームが処理を行い作成したもので、アポロ15号の噴射跡とみられるものが観測で確認されたのは、アポロ計画終了後としては、世界で初めてのことです。
あわせて、アポロ15号飛行士が撮影した写真と同じ風景を地形カメラの立体視画像から作成し、地形カメラの観測精度が高いことを確認したほか、同じくアポロ15号において確認されたハドレー谷の上部に30数億年前に噴出した溶岩流が積み重なる様子も把握できました。
※1 アポロ15号は、アポロ計画における第9番目の有人飛行ミッション、第4番目の月着陸ミッションであり、昭和46年7月26日に打ち上げられ、7月 31日に月面に着陸し、8月8日に地球に帰還した。このミッションは以前のアポロミッションに比べて科学調査をより重視し、月面に長時間滞在することを目指した最初の「Jミッション」である。
2008/05/20/宇宙航空研究開発機構
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